ジュラシック虫

モノ
12 /01 2010
患者さまにいろいろな頂き物をするのですが、
今回、こんなものを頂きました。

amber1.jpg
カンロ飴ではありません。
ドミニカ共和国原産の琥珀「コハク」です。
琥珀は太古の樹液が地中に落ち、化石化したものです。
わたしは宝石関連は疎いのですが、
こういう原石系のミネラルには弱いです。


光を当てて、よーく見てみると…。
中に、小さなハエがいます。
太古の昔、恐竜にくっついていたかもしれません。
そう想像するだけで、妄想は広がります。
amber2.jpg

映画『ジュラシックパーク』は、琥珀の中の蚊から、
恐竜の血液のDNAを取り出し、恐竜を作る、というお話でしたが、
実際に、こうなった虫からDNAを取り出すことは、
DNAが壊れているため、現在の技術ではまだ難しいようです。

ただ、掌に入れ、握っているだけで、力が湧いてきそうです。
太古のパワーですかね。

田向式

モノ
06 /28 2010
私が考えた器具が商品化されました。
それはというと、
ウサギやモルモット、チンチラといった動物専用の
歯のカッターです。

これらの動物は、一生伸び続ける歯をもっていて、
かみ合わせが悪くなると、定期的に歯のトリミングが
必要になってしまいます。

最近は小型のウサギが多く飼育されており、
従来の類似器具はウサギ用として販売されていましたが、
大きく使いづらく、チンチラやモルモットにも
通用するずっと小さなものが欲しいと思っていました。

tamukaishiki1.jpg
ご理解のある会社の開発に相談をして作ってもらいました。
とても単純な器具ですが、相談から1年以上もかかりました。
で、実際使ってみての感想は・・・。
うん、ナイス!!
tamukaishiki2.jpg
爪楊枝と比較してみてもその大きさが判りますよね。
これで、1キロに満たないちっちゃなネザーランドドワーフとか、
モルモット、チンチラの狭い口の奥にある歯を
ストレスなく繊細に治療できます!



聴診器の秘密!

モノ
03 /31 2010
昨日はデジタル化のお話をしたので、
今日はアナログのネタでもひとつ。

お医者さんといえば、白衣と聴診器。
誰もが知っている聴診器ですが、
意外と正しく語られることが少ない可哀そうな診断器具です。

200年の歴史を持つ聴診器ですが、
その構造はとても簡単でその形態は
昔からほとんど変わってないと思われます。

簡単にいえば糸電話のようなもの。
身体に当てて音を拾う部分にはプラスチック製の薄い膜が
貼ってあり、そこで振動を受けて、
その振動がゴムのチューブを伝って、
聞く側の鼓膜へ音が届きます。

よくコメディーや漫画で
患者さんが聴診器を掴んででそこに大声をかけ、
お医者さんをびっくりさせる、
ということが行われていると思いますが、
実はあれ、まったく意味のないことなのです。

tyousinki.jpg

聴診器にいくら大声をかけても、
何も聞こえません。
では、どうすればよいかといいますと、
聴診器の裏側の膜を指でトントンと軽くつつくだけで、
聞いている医者の耳は裂けそうなくらいになります。

ですから、お医者さんに嫌なことをされたら、
さりげなく聴診器の裏をトントン(笑)

しかし、よい子は決してマネをしないでくださいね。
決して私にだけは・・・・・。


嬉しないただき物2品

モノ
02 /27 2010
病院をやっていると
皆様からいろいろな物を頂きます。
本当にありがとうございます。
感謝してしております。
この場を借りてお礼申し上げます。

ま、中には変わったいただき物もありますので
少しご紹介します。

これは薬屋さんのキャンペーンで頂いたものです。
ジャン♪
「ノミ」の成長過程フィギア。
nomi.jpg
上からノミの成虫、ノミの幼虫、ノミの卵。

気味悪い感じがなんともナイスな一品。
ノミの怖さを伝える販促グッズとでもいうのでしょうか。
しかーし、これをもってどう飼い主様にノミのことを説明し、
どうノミ予防薬を買っていただくのか意味不明。
その微妙な感じがツボにはまりました。
私の宝物決定!


その二。

「せんせー、うちの子が食べる缶詰、たくさん買っちゃったから、
せんせえに少し差し上げます。使ってやってください。」

ということ。
ま、動物病院ですので、
動物の餌関係であることは間違いない様子。
缶詰って仰ってるし。

ジャン♪
コオロギの缶詰!
koorogi.jpg
蓋をあけてみると、死んだコオロギ一杯!
しかも生タイプ!

が、裏の解説を読むと新鮮なまま茹でて缶詰にしたものだそう。
だとすれば、「生」ではないよぉ。
「ボイル済みコオロギ」とでも言うのでしょうか。

しかも、「残ったら必ず冷蔵庫で保管して下さい。」と書いてある。
って、一般のご家庭でこれを冷蔵庫に入れることが許される
家庭はあるのだろうか、と余分なことを考えます。

いずれにしても、当院にはこの缶詰の中身を
好む動物が多数いますので、私としては大変助かります。
これもまた、感謝感謝の一品です。

本のお話

モノ
06 /20 2009
いままでいろいろなシリーズがありましたが、
今回、また新シリーズ。
「本」です。

本を読むのが好きですので、
読んだ本を紹介してみます。

記念すべき第一回は、
当院患者さまで、ご自身でもワンちゃんねこちゃんを飼われている
作家「なりゆきわかこ」さんの絵本です。

book.jpg

写真にある3冊は、わんちゃんを題材にした子供向け絵本ですが、
その素直で優しい視点は、
よくありがちで安易な動物愛護精神とはひと味もふた味も違います。
日々、動物を仕事としている私のような玄人でさえ、
思わずグッときました。
Amazonの書評も参考にしてみてください。

病院待合にも置いてありますので、
必ず読んでみてください。
絵本なのですぐに読めます。
動物好きが読んで絶対に後悔のない本です。
かなりオススメ!
(タワーレコードみたいだけど・・・。)

田向健一

動物病院の院長をやっていますが、小さなクリニックの院長です。ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギから50㌔のピットブルまで、外科も内科も行います。動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。