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皆様、待望?の

カルテ
11 /01 2008
今日は、アマゾンお休みです。
カルテネタのほうが、注目度高いようですね。
私的には、誰も知らないどうでもいいようなことを
マニアックに攻めたいところなのですが。

カメの手術(9月26日のログ参照)のあとはどうなった、
との声が多く寄せられました。

もしかすると、自分とこのカメさんも明日は我が身かもしれないし、
カメの手術情報もほとんど無いことですし、
カメの開腹手術とその後の経過を写真で紹介します。

(注1:ちょっと、気持ち悪いです。
注2:写真調達の都合上、同一個体のカメではありません。
    あくまでも、カメの手術の一般的な流れ、ということでご理解ください)

まず、いろいろな原因があって、
カメに開腹手術が必要になったとします(今回は、卵詰まり)。

カメさんには硬い甲羅があるので、
特殊電動ノコギリで甲羅を四角に切り取ります。
kamakoura1.jpg

切れ込みを入れた甲羅は腹筋に付着しているので、
それを剥がして、甲羅を外します。
赤く見えるのが腹筋です。
kamekoura2.jpg

腹筋を切開して、卵管と詰まった卵を全て摘出します。
kamekoura3.jpg

取り出した、変性した卵です。
kamekoura7.jpg

腹筋を縫合して、切り取った甲羅をもとに戻します。
そして、特殊な繊維と樹脂を使ってフタをします。
kamekoura4.jpg

数ヶ月後、貼り付けたフタを除去します。
kamekoura5.jpg

すると甲羅は、くっついています。
kamekoura6.jpg

要するに、カメの甲羅の手術は、
手術開始から終了まで半年以上かかります。

ローマは一日にして成らず、
鶴は千年、亀は万年、ですね。

コメント

非公開コメント

泣けたです・・・・・(いろんな意味で)

カメさんの手術はやっぱり時間(期間)が必要なんですね~。
甲羅は硬いし、柔軟性がなさそうですから、切るときに内臓を傷つけないようにするのが大変そうですね。
一種の「工事」ですよね。
でも、またくっつくというのがやっぱり不思議不思議。
やはり細胞なの?(←あ、これは自分の想像力への質問なので、答えなくていいですから。笑)
半年たったらそのあとは普通に運動して大丈夫なんですよねきっと。
シールがはがれるように、いきなりパカッと外れたりしないんですよね。
まさしく、生命の神秘ですね~~~。
今度、詳しい感想を言わせて頂きます(鼻息)!

私は先生のマニアックなブログに、さらにマニアックなコメント(しかも無関係な方向で!?)をぶつけてみるのがけっこう楽しいのですよ。
果たして、あのポーカーフェイス(そうでもない?)な先生が、コメントを読んで「ニヤリ」とする瞬間があるのか?
こんな楽しみ方をしている人間もいます。
なので、これからも、珍しい動物たちの診療日記と共に、先生のマニアックな世界を見せていただければと思っています(^-^)。
滅多にお会いできないのですから。ええ、ええ。
方向性はかなり違えど、私はどこまでも、マニアックにお返ししちゃいますよ~~~~~~~!!!!

リクエストありがとうございました。
甲羅、ちゃんとくっ付くのですね。
でも半年という長い時間を要するとは
思いませんでした。
甲羅って何で出来ているんでしょう。カルシウム・・・?
あと亀さんにもちゃんと腹筋が存在するんですね。
(こちらも驚きました)

こうやって再生に長い時間がかかるとすると
自然にいる亀さんの甲羅が何らかの形で
壊れてしまった場合は自然に直るのか心配に
なってしまいました。

でも自然の治癒力は人間が考える以上なんですよね。
本当に動物の生命って、深いなーと思います。

アマゾンネタも楽しみにしていますよ~。
行ったことが無いので、旅行記を読んでいるように
楽しませて頂いてます。

うわぁ~すごいです。。前回も思いましたが、「カメの甲羅を切る」っていう発想がまずなかったです。
いや~素晴らしい!! その後の特殊樹脂&繊維ってのも医学の進歩ならではなんですね。素晴らしいです。。
しかし、こんなに卵が詰まっちゃってたんですね~、、苦しかったことでしょう。

余談ですが・・・「カメの腹筋」と聞いて、思わず♪腹筋~腹筋~ムリだ、カメの腹筋~♪ が頭に流れた不謹慎な私でした(^^;

*アマゾンネタ、コメントしそびれてますが楽しみにしてますのでお願いします♪(^^)
若かりし先生に『だれっ!?』と声出しちゃいました(笑)

皆様、コメントありがとうございます!

ころ飼い様

コメントありがとうございます!
亀の甲羅はもちろん細胞ですよ。
骨の細胞ですね。
これからもマニアックに行かせて頂きます!

ちょこたん様

コメントありがとうございます!
カメさんは、触診や聴診ができないので、
診察は大変ですね。
アマゾンも続けますね!


yasuyo様

コメントありがとうござます!
甲羅は、切るのです。
というか、人間の脳外科(開頭手術)みたいですよね。
穴あけて、まだ戻す、みたいな。


田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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