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極小仕事

カルテ
10 /28 2008
かえるさんのネタです。カエル嫌いの方、ご注意を。

先日のわんちゃんは体重28kgでしたが、
今日の患者さんは、ちょうど、その10000分の1。
たったの2.8g。

なんでも野菜にくっついていたところを
ペットとして飼うことに。
ニホンアマガエル。
amagaeru1.jpg

水槽に敷いていた石を食べてしまった疑いがあります、と飼い主さん。
早速レントゲン撮影。カシャ。

amagaeruxray.jpg

うわ!おっきな石が2つも胃の中に・・・・。
絶対出てこないと思うので、この子の生きる道は、
可能性にかけるなら手術しか・・・・・。

しかし、わざわざ遠方からお越しいただいて恐縮ですが、
あまりにも小さいので、手術がうまくできるかどうか、
私も分かりません。手術中に死んでしまうかもしれません。
amagaeru2.jpg
全身麻酔を施しての開腹手術。
皮膚と腹筋の切開→胃切開→石の摘出→胃の縫合→腹筋と皮膚縫合。

超ミクロ手術です。
文字通り、「髪の毛より細い糸」を使っての手術。
まるでスイスの時計職人のよう。

繊細な手術に緊張を強いられましたが、
無事摘出成功。

かえるさんも、飼い主さんも、私も本当によかったです。

amagaeru4_20081028173859.jpg

amagaeru0.jpg

コメント

非公開コメント

よかった~

いつもケロロがお世話になっております。

同じカエル飼い主として、今回の手術のご成功本当にうれしいです!小さくても大切な家族ですよね!

カエル君たちにとって(もちろんほかの動物さんたちにとっても)、先生の手はまさにGOD HAND!!!

ちっちゃなカエル君、本当によかったね!!!!!

いつもブログを楽しく拝見しています。
以前、アズマヒキガエル2匹、ニホンアマガエル1匹がお世話になったことがあります。
最後の最後まで懸命に生きてくれたカエル達のことを思い出し、じーんとしました。
手術成功、本当に良かったと思います!

感動(T_T)

今手のひらに一円玉を載せて書いてます(笑)
こんな小さな体内での作業……(@_@)スゴスギ

昔の授業であった(私はやったことないけど)カエルの解剖……今の先生なら、実験されたカエルさんたちも生還できそうですね(^▽^;

はじめまして

地方で開業医をしているものです。
このブログを拝見させていただき正直ビックリしてます。
感動しました!
誰にでもできることではないと思います。同業者として誇りに思います。

皆様、コメントありがとうございます!

ころ飼い様

コメントありがとうございます!
最後の、「やりかねないやりかねない」は面白いですね。
ホント、やりなねないのですが、
今回はそこまで狙っていませんでした。
1本やられました(笑)。

ケロロの家族様

コメントありがとうございます!
こういう症例は稀なケースですが、
潜在的にはいるのかもしれません。
病院へカエルを連れて行く、という方はまだまだ少数です。
診る病院も本当に少ないから仕方ないのですが。

ブフォママ様

コメントありがとうございます!
庭先や旅先でカエルを見つけて飼われる方は
とても多いですね。
手術の成功にはカエルの神様が助けてくれたかもしれません。

yasuyo様

コメントありがとうございます!
カエルの解剖は、私はやったことがありませんが、
解剖後、絶対生還させる自信はありますね(笑)


一開業医様

コメントありがとうございます!
手術をやるかやらないかは、
飼い主さんの強い気持ちと獣医師の勇気が必要ですよね。
きわどい手術は思わず、逃げたくなりますが、
ぐっとこらえて、頑張るしかないですね。

お疲れ様です

初めてコメントします。

手術お疲れ様でした。
可愛いカエルさんですね☆
助かってよかったです・・・

私も先生にモリアオガエルを助けていただきました。
そして今現在も治療中です。

良かったら私のカエルも機会があればブログにのせて下さいね。

すごい!!

今日初めてブログを拝見しました。
面白いです!生き物好きな私にはたまりません♪

そして、すごいなぁ・・・、前向きで勇気ある先生。
何だか私も頑張らなくちゃ!という気持ちになりました☆

余談ですが、以前息子が(当時5歳)アマガエルを鼻の穴に突っ込んで、「カエルロケット!」と言って、近所のお姉さんめがけて発射したことが・・・。 ※勿論厳重注意しました(汗)

田向健一

動物病院の院長をやっていますが、小さなクリニックの院長です。ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギから50㌔のピットブルまで、外科も内科も行います。動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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