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大仕事

カルテ
10 /26 2008
今日は、アマゾンネタはお休みです。
カルテより。

昨日、大きな手術が入りました。
10歳のゴールデンリトリーバー、女の子です。

精密検査の結果、
お腹の中の胃の付近に直径20センチほどの
塊があることが確定しました。
どこから発生したかは不明でした。

大型犬の10歳は高齢にあたります。
手術をするかしないか、飼い主さん、私も悩んだ末、
実施に踏みきりました。

全身麻酔をかけ、
いざ、お腹を開けてみると。
「・・・・・・・・・。」

肝臓の腫瘍でした。
いわゆる肝臓ガンです。
癒着がひどく、大きな血管もあり、
一時は摘出不能と思えましたが、
時間をかけて検討し、格闘の末、
95%はなんとか摘出できました。

手術直後です。刺激が強いので、白黒写真に。
(トレーにのった肉塊が肝臓ガンです)
randi1.jpg

術後のダメージが強く懸念されました。
私も眠れぬ夜を過ごしましたが、
一夜明けてみると、すぐにご飯を完食するほどの元気っぷり。
生きるための力強さを体感させられ、私の精神は完全に圧倒されました。
randi2.jpg


コメント

非公開コメント

大きな手術、お疲れ様でした。
肝臓にこんなに大きな腫瘍・・・。
驚きました。でもゴールデンちゃん、手術も
頑張って、満面の笑顔に戻ってよかったです。
(とても10歳の高齢には見えません)


最近のわんこの病気は人間と同じもの
ばかりで驚かされます。
ガン、心臓病、白内障etc。
私が20年近く前に今のわんこではなく違うわんこを
飼っていた時は、そういう病気で死んだワンちゃんは
ほとんど周りにはいなくて、大体が老衰でした。

これも育つ環境の変化なのでしょうか・・・。



※余談ですが、術後の亀さんの甲羅が気になって仕方ありません。是非、続編のほう、お願いします※

以前お世話になりました・・・

以前、クロエ、ショコラ、マロンの3匹のネコ達がお世話になった者です。捨て猫でしかもネコは初めて飼う事になった私に色々ご指導頂きましてありがとうございました。相変わらずクロちゃんは定期的な皮膚の湿疹、マロンは目の周りがたまに腫れぼったくなってしまいますが、3匹元気に家のリビングで運動会しています。
現在大田区より千葉県柏市に引っ越しまして、先生のご紹介で現在はアラキダ先生の病院へ、予防注射とクロちゃんとマロンの持病でお世話になりました。

私も15年位上前になりますがイヌを飼っていました。その子はガンで亡くなったので何とも居たたまれない気持ちになりコメントしました。
彼女は口腔内にガンが出来てしまい、手術・抗癌剤治療をしましたが年齢的な事もあったのでしょうか(当時12歳)数ヶ月の闘病後亡くなりました。
安楽死や動けない子の介護の問題など、色々な事を考えさせられましたが、その後の私の人生には間違いなく役に立っていると思います。

ころ飼いさんやちょこたんさんもコメントしていらっしゃいましたが、ゴルちゃんの笑顔がほっとさせられます。お達者犬の年齢に入りましたが、これからの犬生穏やかに過ごして頂きたいです。

何だかしんみりとしてしまいましたが、先生のブログはいつも楽しく拝見させて頂いてます。私は動物の殆どは大好きなのですが(虫さんは少々苦手ですが)爬虫類や両生類はカナリ好きで、トカゲさん(マツカサトカゲさん大好きです!子供の頃図鑑を見て不思議に思いました)やカメさん、カエルさんのお話は大変楽しく楽しみにしております。いつかは自分でお世話してみたいと思いますが、温度管理など色々勉強する事が有りそうです。

こ、こんな大きな腫瘍が・・・・><
大変な手術お疲れ様でした。。

ウチもゴールデンなのでとても他人事に思えません。。
でも、95%なんですね・・・ あとは薬による治療になるんでしょうか。。

高齢になってくると本当に心配が尽きません。。
ウチは特に超大型ですし・・・(-_-;
そのうちお世話になると思いますのでまたよろしくお願いします。。

皆様、沢山のコメントありがとうございます!
御陰さまで、このゴールデンちゃんは、順調に元気になっております!

ころ飼い様

コメントありがとうございます。
動物は、口がきけませんので、
全てが、飼い主さん、獣医師の想像で話が進みます。
それが、動物にとって、間違っていない方向に
修正する程度の仕事しかできないと思っています。
生命現象に対し、人間はあまりに無力です。
(テンプレ試行錯誤中にバッティングしたのですね!)

ちょこたん様

コメントありがとうございます!
人間もそうですが、ガンは長生きした代償として発生します。
何かを手に入れれば、何かを失う。何事も同じですよね。
もうひとつ。昔は老衰といわれていたものも、
現在の医療の進歩で、いろんな病気を見つけることができ、
かつ、治療する技術も進歩したことも、
昔とは違う病気が多い、という印象かもしれませんね。



タカハシ様

コメントありがとうございます。
ご無沙汰しております。
みんな元気そうで良かったです。
病気は嫌です。仕事で毎日見ていても嫌です。
少しでも、飼い主さんが安心できるよう努力したいです。

yasuyo様

コメントありがとうございました。
完全切除は出来ませんでした。
肝臓の中心の太い血管につながっていました。
後は、薬です。

リトリーバー系統は、腫瘍の発生が非常に高いので
高齢の子は要注意ですね。

田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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