いつから病気になるかわからない病気

カルテ
04 /17 2013
犬や猫と違い、家畜化されていない動物、
特に、鳥や爬虫類は、卵にかかわる病気が多発します。

自然界では、光や温度や湿度や餌や季節などあらゆる「要素」が
体内の生理機構に影響しているからです。


爬虫類の卵巣には、つねにいくつかの卵胞とよばれる、
卵の素みたいなものがあるのですが、それが、周期によって
大きくなったり、小さくなったり、排卵されて卵殻が沈着し、
殻をもった卵になって、産卵したりします。

しかし、飼育されることで、目にはできない周期を司る「要素」が
限定的になってしまい、卵巣の周期がくるってしまいます。

そうして、長い年月、数年単位で卵巣周期おかしいままでいると、
「卵胞うっ滞」という病気になります。

しかし、なります、と書きましたが、
通常は、おなかの中に「卵胞が一杯」にならないと食欲不振などの症状が
出てきませんし、正常(健康)でも発達した卵胞というのは少なからす存在していますので、
どの時点から病気と判断するのか、
また、どこからを病的と判断するのか、というのはとても難しいのです。

そして、いよいよ症状が出てきたときは外科的な治療が必要になります。
こんな感じに。
ranpouuttai.jpg

甲羅を開けての大きな手術になるのですが、
こんなに1匹のカメさんから出てくるとなると、
やはり、最後は手術でしか対応できないのがわかります。
ranpouuttai2.jpg
大小さまざまな卵胞が存在していますが、
いったい何年かけて溜まってしまったのでしょうか…。
わたしにも全くわかりません…。

コメント

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私にもわかりませんね~♪ 色んな病気があるんですね。。
先生にもわからない事あるんですね~。
(」゜□゜)」
無いかと思いました♪
誰か研究などしてる人いればいいですよねっ。教授とか学者さん?とか☆

Re:いつから病気になるかわからない病気

色付きの文字確かにv-7

Re:いつから病気になるかわからない病気

すごい量ですね。
大事に大事に飼育していても、こんな風になるまで気付けない病気があると「飼う」ってなんだろう。。。と考えてしまいます。
自分のエゴで飼っているからこそ、相手がどれだけ快適に暮らせるかを日々考えていたいですね。
考えさせられるブログでした。。。

Re:いつから病気になるかわからない病気

やっぱりこういうことがあるから獣医さんはそしてそもそも動物を飼うということは大変ですよねv-14
人間の場合はある程度論文とかに頼れますからね

Re.

家にもインコがいるのですが・・・勝手に発情して無精卵産んでしまいます(>_<。)病気にも気を付けないとですね(~o~)