インスリンリン♪

カルテ
03 /09 2012
このブログも長くやってきているので、
だんだんとネタが無くなり、マニアックにならざるを得ません…(苦笑)。

ということで、インスリン。

インスリンと聞いて、糖尿病!と思った方はちょっとスルドイ。


インスリンは、膵臓にあるベータ細胞という細胞から
放出されるホルモンの一種。
インスリンが出ると、細胞が血液中の糖を取り込み、
結果、血糖値を下げます。

しかし、インスリンが出なくなったり、
うまく作用しなくなってしまうと、
インスリンの作用が期待できないため、
どんどん血糖値が上がってまいます。
これが「糖尿病」と呼ばれる状態です。

そんな時は、外部から人工的にインスリンを入れて、
血糖値を下げなくてはいけません。
それが、このインスリン注射。相手は犬ですが、ヒト用。
insurin1.jpg


で、この逆の病気もあります。
それは、インスリノーマと言ったり、膵島細胞腫と呼ばれる病気です。
インスリンを出す細胞が腫瘍化し、
インスリンが余分に出るようになり、低血糖を引き起こします。

insurin2.jpg
金属棒で示す丸いポチは、膵臓の腫瘍、インスリノーマ。
こんなに小さいですが、インスリンをバンバン出す悪者です。
こんな時は、この悪者を摘出します。すると、インスリンが少なくなり、
血糖値が上がります。


病気の部位は膵臓で同じですが、
「高血糖の糖尿病」、「低血糖のインスリノーマ」。

今日は、1日にこの病気をそれぞれ診て、
血糖値を上げたいんだか、下げたいんだか、
なかなか、ちょうどいいところにいかないなぁ~つくづくと思ったのでした。




コメント

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先生 こんばんは
風邪はどうですか?治りましたか? なかなかブログの更新がないので心配してました

糖尿病って、人間だけでなく動物にもあるんですね
先生のマニアックネタ、難しいですが大好きです これからも続けてくださいね 応援してます

Re: インスリンリン♪

こんにちは☆
動物も人間のような病気になるんですね。
薬は人間と同じものと言うことですが分量が重要なんでしょうね。
飲み薬はなかなか投与しずらいものです。
特に元気のないときは好きな食べ物につけても嫌がります。
本当に飲めているのか心配にもなります。
そんな時はいろいろ試して早く良くなるように悪戦苦闘してしまいます♪
いろいろな動物を診察している先生はもっと大変なのでしょうね。

Re: インスリンリン♪

マニアックシリーズ大歓迎です!

こうやっていろいろな病気を見ていると、
動物も定期健診が必要なのかもしれませんね。

人間ドックならぬ、犬ドックとか?
ははっ、なんて(^^;)

Re: インスリンリン♪

膵臓の腫瘍を見ることができるなんて、すごいブログですね。うちも気になることがあるので、血液検査に行かなくては…。

対応方法とか

犬猫、フェレットを飼育しており、子猫やフェレットの保護もしておりますが…インスリノーマはフェレットでは定番の病気。いまだに我が子にはいないものの、ブドウ糖とガムシロだけは我が家の必需品です。

病気の知識って意外とどの病院でもホームページに載せているんですけどね、、、低血糖で倒れた時の対処方法なんてのが、素人ではわからなくてジタバタする人が多いんです。子猫を保護して初めて低血糖で倒れられた時、真夏だったので 保冷剤 をキャリーに入れて運んじゃいまして…温めなきゃいけなかったのになんて大慌てした記憶があります。

こんばんはいつもお世話になっておりますウサギを飼っているものです
日記とは関係ないんですけども先生にお礼できる場所がないのでコメントさせていただきました
今日は
本当にありがとうございましたちょっと泣いてしまってすいません大人なのに汗。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
友達のうさぎはうっ滞にとかにならずにいつも元気なのに、うちの子はしょっちゅうなるので私の飼い方が悪いのかとずっと悩んでおりました。
(。-_-。)
先生の言葉をいただき本当に安心しました。
(^∇^)
これからもわからないことを沢山聞いてしまうと思いますが、今後とも末永くよろしくお願いいたします!!
言葉多くない笑、先生の一言一言がとても重くとても感動が多いです本当にありがとうございます

Re: インスリンリン♪

インスリン・・・糖尿病ですよねヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
ピン、と来ましたよ~ドヤ
鋭いですかね?(・・;

Re: インスリンリン♪

皆様

まとめての返信お許しください。
動物もたくさんの病気があります。
一生かけても覚えられないくらいありますので、
日々勉強の毎日です。

今後ともよろしくお願いいたします。