ハワイ土産の定番?

カルテ
03 /07 2009
久々手術シリーズ。
たった今終わったところです。
今日の症例は2キロのヨークシャテリアちゃん、9歳。

飼い主さま:「せんせ、この子、数日前より、ご飯を食べると吐くのです。」
       「水を飲んでもすぐに吐きます」

私:「そうですか、では調べましょう。
   バリウムを飲んでもらいますね。」

わんちゃん:「ゴクゴク♪」

時間を追ってレントゲン撮影、カシャカシャ♪

私:「飼い主さま、なんか、バリウムの流れが変なのですが、
   変なもの食べちゃったってことないですか?」

飼い主さま:「あ、そういえば、数日前、マカダミアナッツ入りのチョコを・・・・。
        でも、チョコだけ舐めて、ナッツは食べて居ない筈なんですが・・・。」

私:「そうですか・・・・、レントゲンではナッツは写らないのですが、
   なんだかとっても怪しいですよ、ナッツ・・・・・。」
   「白黒はっきりさせるには、検査的な開腹をするのが、ベストだと思うのですが・・・。
   やるのであれば、様子を見ないで、今夜やったほうがいいでしょう・・・・。」

飼い主様:「了解しました。では、お願いします!」

私:全身麻酔かけて。
  皮膚切開→腹筋切開→胃を直接触ってチェック→!?→硬い丸いものが・・・。
   胃の切開→マカダミアナッツだ~!

macadamia.jpg

ということで、幸か不幸か、ちゃんとマカダミアナッツが出てきました。
おいしかったのでしょうね。チョコとナッツ。

腸閉塞は、手遅れになると死んでしまうので、皆様ご注意を!

コメント

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マカダミアナッツって結構大きいですよね。
ヨークシャテリアちゃん、飲み込んじゃったのでしょうか?
ナッツもレントゲンに写らないんですね。
チョコレートは確か犬に与えてはいけないものの
一つだったと思うのですが、チョコレートの中毒症状も
あったのでしょうか・・・。

でも無事で何よりです。
腸閉塞も怖い病気なんですね・・・。

コメントありがとうございます!

ちょこたん様

いつもありがとうございます。
そうですよ、飲み込んじゃうんです。
とくに美味しいものは丸のみしちゃうので
危ないのですよ。
それとは別に、チョコも中毒になります。
でも、それなりの量を食べないとなりませんよ。
チョコ中毒は大体小型犬で板チョコ1枚くらい(50グラム)
で中毒が起きるといわれていますよ。

田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。