スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

皮膚腫瘍の摘出

カルテ
12 /14 2008
わんちゃんの足(くるぶし辺り)
に出来た腫瘍(ガン)のお話です。
これから出てくる写真は、
気持ち悪いものが含まれますので、
その手が弱い方は、
ご覧にならないでください。

「肥満細胞腫」という腫瘍です。
数ある腫瘍の中でもすぐに再発や転移をしやすい、
場合によっては、足を切断する「断脚」という方法を
とらないといけない「極悪」の部類にはいる腫瘍です。

肥満、とついていますので、
太っているとなる、とか、脂肪と関係していると
思われますが、関係ありません。

2センチくらいのしこりが足の横に出来ましたが、
極悪のため、腫瘍自体より、かなり大きく組織を切らなければなりません。
MCT.jpg

アキレス腱や太い血管をよけながら、
腫瘍細胞を残さないように最大限切り取ります。
しかし、その後、穴が大きいため、
皮膚の貼りあわせが出来なくなるので、
太ももの皮膚を切って移動します。

MCT2.jpg

手術終了です。
ギザギザした縫い後が痛々しいですが、
1ヶ月もすれば、毛も生えてきて、
傷跡も分らなくなります。

MCT4.jpg

体の表面に出来た腫瘍を単に取るだけはとても簡単です。
傷口が小さいほうが医師の腕が良い、上手い、と思われがちですが、
腫瘍外科に限って言えば、必ずしもそうは言えません。
「ちゃんと取る」ということが一番重要です。
再発したら、意味がありません。



コメント

非公開コメント

ブラックジャック

これ、写真で見る限りだと太ももの皮膚を欠損部に持ってきているんですよね?
うーんすごい!!ブラックジャックみたい!!

Kじま様

このような地味なログにコメント感謝します!
「欠損部」という単語を使うあたり、
Kじま様はこれ系のお仕事のお方ですか?
また、コメントお待ちしております!


お察しの通り切った貼ったのヤクザな仕事をしております(^-^;
これからもよろしくお願いします。

Kじま様

やはり・・・・。
マイクロサージェリーの名手・・・・・。
こちらこそ、よろしくお願いします。

その節はお世話になりました

その節はお世話になりました。
断脚もやむなしと覚悟していましたが、先生の丁寧な手術のお陰で脚を残すことが出来ました。
入院中も可愛がっていただいたようで、とても感謝しています。
彼も恨めしそうな顔で先生のことを見ることもなくなって欲しいものです。
病院好きになっても困るんですけどね。

ほかの記事も読ませていただきました。
王蟲に惹かれました。一度拝見させて下さいね(笑)

長々と失礼いたしました。

先生の隠れファン様

どうもブログへいらしていただきありがとうございます。
大きく切除することにたいし、
ご理解いただきまして感謝します。
なかなか、ご理解いただけないケースもあります。
私もご家族同様、再発しないのを願っております。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。