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マニアック手術

カルテ
11 /21 2008
お断り。ブログはマニアックですが、普通の動物病院です。
哺乳類をお連れいただいている患者さま、どうか引かないでください。

では、早速。
今回は、インスタント焼きそばUFOで一躍スターになった
ウーパールーパーです。
両生類ですが、水中で生活し、呼吸は魚と同じく、エラ呼吸です。

飼い主様:せんせ、うちの子、食欲不振です。
       しかも、石飲んでしまったかもしれません!      

upa1.jpg


私:それは大変ですね!
  (って、それにしても、よく石をのむなあ。7/20,10/28のログ参照)
  早速レントゲン撮りましょう。
  カシャ♪

upa2.jpg

飼い主様:「・・・・・・・。」
私:4つも入ってますよ。
  でも、もしかして、吐いたり、お尻から出る可能性が少しはありますので、
  数日様子見ましょう。

・・・数日後・・・

飼い主様:やはり、餌も食べないです・・・・。
私:手術しかないですね。

陸生動物には、麻酔はガスを使いますが、エラ呼吸の動物には
このガスは無効です。
そこで、エラ呼吸専用麻酔装置を開発して(もちろん自作)の手術に臨みます。
ポンプを使ってチューブから、麻酔薬入りの水を鰓にかけています。
upa3.jpg

皮膚、腹筋を切り、胃を露出させ、胃壁を切って、石を取り出します。
upa4.jpg

胃、腹筋、皮膚を縫合したのち、疎水性の軟膏を傷口に塗って、漏水を防ぎます。
これで、麻酔から覚めたら、水中生活可能です!
マニアックな手術ですね!
upa5.jpg




コメント

非公開コメント

ほぉぉぉ・・・

 いつもながら・・・
 ほんとに・・・
 マニアック・・・すごい・・・(特に自作の@@)すご過ぎる~!

 ウーパールーパーちゃん、ホントに良かったね。

貴重な4ショット

懐かしい~~~~ウーパールーパー!!
いつかこちらのブログで見られるかも?と思ってましたが(笑)。
可愛いですね~~~。
(手術が無事済んだからこんな暢気な事がいえますけど。飼い主さんは心配でしたよね。汗)

それにしても、ウーパールーパーのおなか側が見られるなんて今日のブログは貴重です。
けっこうヌメッと、なまめかしい(?)んですね。
このヌメッとした皮膚&内臓をよく縫合できるなぁと感心です(^^;)。
さすが、獣医さんじゃなければ、米粒に字を書く職人になりたかったというウワサだけありますね~。
網、スポンジ、自作麻酔装置ホース、そして仰向けのウーパールーパー。
貴重な4ショットです。
麻酔が効いていれば、手術のあいだエラ呼吸できなくても大丈夫なんですねぇ。
(「そりゃそうでしょ」と小松政夫のセリフを吐きながら苦笑する院長先生の顔が浮かびます(-_-)フッ・・・・・いいの、素人だから)

いや~ほんとに凄いですね!!
そういえば魚の手術とか想像したこともなかったんですけど、いわゆる魚類でも同じようにできるんですか??

はじめまして!

はじめまして!
ブログを覗いた瞬間・・・v-393と、
目を覆いたくなる・・・と、思いいましたが
よく読んでみて納得・・・
落ち着いて最後まで読ませていただきましたよ!
わんこブログのJUNJUNです。
空いた時間によかったらこちらにも
遊びにいらしてください♪

すごい!すごいです!
えら呼吸の動物までオペされるんですね!!
同業者として、いつも良い刺激をいただいております。
わたくしも海外の文献などで勉強しておりますが、アホロートルの手術は世界的にも珍しいと思います。
ありがとうございました。

皆様、コメントありがとうございます!

うさママ様

コメントありがとうございます。
いえ、自作といっても、
代用品がないので、自分で作るハメになるのです。
エラ呼吸用麻酔器とか販売にならないでしょうからね。

ころ飼い様

コメントありがとうございます。
そうそう、米粒職人に憧れましたよ。
しかし、最近は、老眼になったらどうしよう、
と本気で思っています。
細かい手術が出来なくなってしまうかもしれません。

yasuyo様

コメントありがとうございます。
魚も手術しますよ。
また、時間があればUPします。
しかし、魚の手術は板前さんのほうが
上手かもしれません。

junjyun様

コメントありがとうございます!
気持ち悪い画像はなるべく避けたいと
思っていますが、仕方ないこともあります。
コーギーちゃん飼われているのですね!
ブログを拝見させていただきますね。

一開業獣医様

コメントありがとうございます!
先生は両生類の手術によくコメント残してくれますね。
両生類を積極的に見ようとする先生は、
ほんとうに少ないので、お互い情報交換、勉強しましょう!


田向健一

動物病院の院長をやっていますが、小さなクリニックの院長です。ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギから50㌔のピットブルまで、外科も内科も行います。動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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