まめまめ知識♪

未分類
09 /30 2012
まめ知識1

最近ときどき私が来ている白衣です。
白衣と言っても白ではないので、正式には医療衣といいます。
医療衣は英語でスクラブといいます。

よく、ドラマで聴診器を首にかけ外科医が、
前ボタンを外した長い白衣を着て、
颯爽と病院内を早足で歩いている際に
その下に着ている青や緑のアレです。

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まめ知識2

獣医療では、スクラブを着て診療する病院は多いですが、
膝まである長い白衣を着ることは稀です。
それには理由があります。

現場の獣医療では、動物を扱うため、白い白衣は汚れやすく、
また、動物の動きに合わせて、飛び上がったり、床に座ったりして
体を動かした処置が多いので、丈の長い白衣は邪魔になるからです。

なので、臨床獣医は、身動きのとりやすいTシャツのようなスクラブや
歯医者さんが着るような丈の短いケーシー白衣というものを着ることが多いのです。

まめ知識3

このスクラブの右胸に刺繍が施されています。
なんのマークですか?病院のマークですか?
と訊かれることがあります。
DVMとあるので、田園調布なんとか~みたいに思うかもしれませんが、
コレ、獣医のマークなのです。

棒にヘビが巻き着いているのですが、この由来は、医療からきています。
ヘビが巻き付いている棒は、アスクレピオスの杖と言います。
ギリシア神話に登場する名医アスクレーピオスの持っていた杖に
ヘビが巻きついた様子を示しているそうです。
そして、その杖にV(ヴイ)がついて、これが獣医(英語Veterinary)を意味します。
DVMはDoctor of Veterinary Medicine(獣医師)という頭文字のDVMなのです。


ま、どーでもいい話なのですが、
獣医のちょっとしたまめ知識でした!




ある日の診察室

カルテ
09 /22 2012
このような動物がペットとしてちゃんと飼われているのです。
なんだか、かわいいですね。
しかし、ここは病院なので、
連れてこられる動物の多くは病気。
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この動物たちもまた、検査を行い、病気を検出し、
それに向けて治療をしていきます。

いくら珍獣ドクターと呼ばれていても、
全ての動物の病気が頭に入っているわけではありませんので、
こんな動物が来たときは、大学時代の家畜の教科書を
引っ張り出して、頭の回転スピードを変えたり、
逆回転させたりして治療に当たります。

黄昏時、秋の気配を感じながら、
研鑽を怠らず、邁進したいと思う今日この頃…。




夏のしめくくり

未分類
09 /14 2012
先日、山へ行ってきました。

1年に1回、自然の中に自身を開放し、
人間社会の一切の煩悩を切り捨て、
地球エネルギーを体内に取り入れ、
明日への生きる活力にするためです。

という大げさなものでもないのですが。
夏の終わりもカウントダウン、水と戯れたかったのです。

下界では残暑が厳しいというのに、
山の中はひんやりとしており、
沢の水はどこまでも冷たく、頭まで浸かって震え上がりました。
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散々遊んだあとの帰り道、
ナイスガイからお見送り。
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さ、今日からまた、仕事がんばろっと。


暑さ対策には

動物
09 /10 2012
9月になっても毎日毎日暑い日が続きます。
皆様と動物たちにおかわりはないでしょうか?

私の好きな熱帯系動物たちは、高温多湿大好きですので、
いつも水槽の中の生物たちも時々外に放してリフレッシュしたりしています。

しかし、私の飼育している動物のなかでも、
暑いのが大のニガテで、冷涼な環境を好むものもいます。
特に、高地や緯度の高い場所に生息する生物たちはすぐにこの暑さにやられてしまいます。

そんな彼らに、すこしでも快適に過ごしてもらうために、
こんな水槽をセットをして夏をしのいでもらっています。

水槽用クーラーで水温を20℃に設定してあります。
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そのメインタンクには、かのインスタント焼きそばUFOのCMで一躍時代の寵児となった(ことがある)
ウーパールーパー(メキシコサラマンダーの幼形成熟個体)

その上にプカプカ浮かぶプラケースにはこんな奴らが住んでいます。
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チリの高地出身               香港の山間部出身、
目つきの悪いヘルメットガエル      ちょっと気弱なホンコンイモリ  

実際、東京砂漠での動物飼育は、
熱帯生物よりも寒いところに住む生き物を飼うほうがはるかに面倒です。

人間の生活もそうですよね、冬より夏のほうが過ごすの大変。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」 吉田兼好~徒然草~



シェルター

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09 /01 2012
病院の診療開始から終わりまで、
9時から20時までの11時間
「いつなんどき、誰の挑戦でもうける」
というアントニオ猪木ばりの気持ちで待機しています。

よって、病院にいる多くの時間は診療室にいるのですが、、
外来が途切れたりしたときや、昼食、診療時間後のデスクワークは
院長室で過ごします。

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院長室、と言っても、名ばかりで2畳程度の窮屈な部屋ですが、
座っていてもすべて物をとることができるナイスな空間。
壁の3面は天井まで本で占拠されていますが、
本の背表紙がポップな感じを演出してくれています(笑)。

こんな狭くて雑多な部屋なのですが、
診療室の猪木ばりの闘争系の気持ちとは異なり、
穏やかな気持ちになり、心が少しばかり落ち着きます。

といっても、原稿などの締切があると、
やっぱり、キリキリしちゃいます…。
まだまだ修行中…。




田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。