雷魚(ライギョ)!

動物
04 /30 2012
毎日、あわただしく過ぎていきますが、
そんなとき、なぜか、水中の生き物は癒しをくれるようです。

この魚は、東南アジアに生息するスネークヘッドという魚です。
もちろん、名前の由来は、長い体で、蛇のような頭を持つという意味です。
日本でいう「雷魚」の仲間になります。
snakehead.jpg
雷魚と言えば。
その昔、私の実家の近くにはたくさんのため池があり、
カエルの形をしたルアーを使って、雷魚釣りに精を出したことがありました。
カエルのルアーを、浮草の上にチョコチョコと這わすと、
バホッと大きな音とともに水面が割れ、大きな雷魚が何回もヒットしました。

いまも実家に帰ると必ず周辺の池を散策しに行くのですが、
すでに、護岸工事され、そんな楽しい仲間たちがいる気配はありません。

ま、時代の趨勢、仕方のないこととはわかっていますが、
なんだか、残念な気がどうしてもしてしまいます。




サルもおだてりゃ?

カルテ
04 /22 2012
お猿さんは動物好きの方には憧れのペットだと
思いますが、実は飼育するのはとても大変です。

すばしっこい、噛む、トイレを覚えないなど
多くのハードルがあり、かつ、治療にもとても非協力的だからです。

手先が器用なので、
なにかサルの体に着けようもなら、
一瞬で、上手に全部取ってしまうからです。

で、本題。
先日、お猿さんを複数匹飼育されている方が、
1匹のサル(タラポアン)を連れてきました。

腕がブラッとしているということ。
なんでも、隣の違う種類のサルと大喧嘩して、
腕をやられたそうです。

レントゲンを撮ってみると、
前腕がボキッと折れていました。
(強靭なサルの骨でさえ、こうですから、人間の子どもだったら、
腕や指を失ってしまうかもしれませんね)

治療は、ボキッとおれた骨を固定しなければなりません。
しかし、相手はサル。
ギプスはうまくいくのだろうか…?
かじってあっという間に取ってしまうのではないか?
逆の手で、包帯を解いてしまうのではないか?

などなど、かんなり、不安要素満点でしたが、
麻酔をかけて寝てもらい、ギプスを巻くことにしました。

tarapo1.jpg
こんな具合に。。。

もちろん、覚めてからが勝負です。
で、経過は、というと、1週間後の今日の検診では、
まったく、いじらず、そのまま順調にギプスは残っていました!

はー、よかった、よかった。
本当に…。

サルもさすがに、自分(の腕)に起きていることを理解して、
何もしなかったのでしょうか…?

うーん。



恵みの雨

未分類
04 /14 2012
今月上旬から、狂犬病予防週間が始まり、
毎日たくさんの予防接種を受けにきていただいています。
ちょっとバタバタして、
お待たせてしまいご迷惑をお掛けしているかもしれません。

そんな状況でなかなかまとまった時間もとれず、
診療以外の事務系仕事もはかどりません。

draft.jpg
今、獣医師向けの教科書を作って(翻訳・監訳)います。
600ページの感動巨編超大作(?)ですが、実は、今日が最終日(締切)なのです。
幸か不幸か、今日は週末ですが、雨のせいで外来が少なく、
事務仕事がはかどります。まさに恵みの雨。

今日、最終日といいましたが、
実はこの本、すでに手を着け始めてから5年もの歳月が経過…。
あの巨大建造物スカイツリーの建設よりも時間がかかっています(汗)。

泣いても笑っても、4時間後には
長年連れ添ったこの原稿ともサヨナラです。
なにか卒業式の時のような嬉しいような、さみしいような……。


足跡

動物
04 /08 2012
最近は手術の写真が多かったので、
このあたりで、マニアック院長趣味シリーズ。

手にもってるのは、石のかけら。
asiato1.jpg


これ、ただの石ころではありません。
asiato2.jpg
よーく見ると…。

私には見えてきます。

三葉虫が。
しかも2匹泳いでいます。。。

そう、これは、三葉虫の足跡の化石です。
(ヒョロヒョロと直線とY字の2匹分の足跡が見えます)
3億年に海底を這って泥に付けた生きた証です。

これを見て、太古の海底を想像するのです!
時間も手間もかからない趣味ですね。






田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。