地球外生命体?!

動物
11 /28 2011
最近発見された、甲殻類の一種。
世界最深の湖、生物進化の博物館ともいわれる、
ロシアに位置するバイカル湖の水深1500メートルから
見つかったゾウリムシの一種。

wariseropus2.jpg
というのは、全くの作り話で、
本当は、約4億1600万年前から約3億6700万年前の
デボン紀の海洋に生息していた三葉虫の一種、ワリセロプスです。
そう、これ化石なのです!

wariseropus1.jpg
モロッコから採取され、ドイツの化石クリーニング職人が
丹念に丹念に岩石から掘削した逸品。

4億年前に死んでしまいましたが、
いまこのような形で現代に蘇るなんて、
本人(?)も思ってもみなかったでしょうね。

それにしても、このツノ、何に使ったのでしょう。
カブトムシのように戦ったのかな?

あーマニアックなネタだ…。

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金太郎亀?

動物
11 /21 2011
動物の名前というのは面白いもので、
名付ける方のセンス、というものが問われます(誰も問いませんが)。

この凶暴極まりなさそうな
鋭いクチバシを振りかざすカメは、
メキシコ出身のハラガケガメ(Claudius angustatus
でございます。
その昔、メキシコからやってくる動物は非常に高価で
憧れの的だったのですが、いまでは、たまに見かけるカメになりました。
haragake.jpg
で、この極悪顔系カメさんの名前、「ハラガケ」の由来は、
「腹掛け」です。すなわち、金太郎のおなかにかかっているアレです。
なぜ、その名が付けられたか、というと、おなかをみればわかります。


haragake2.jpg
背中の甲羅と比べて、とても小さくて、まるで腹掛けに見えることからです。

それしても、この強そうな顔なのにこの名だと
すこし、残念な感じもしなくもなく、わたしならいっそ
「金太郎亀」にしたいところです。
金太郎なら、「強い」のも含まれそうだし、なんか可愛いし。

婦人科健診

カルテ
11 /15 2011
哺乳類のメスであれば、子宮卵巣系の病気多いですが、
爬虫類や鳥類は、卵をつくって繁殖するので、
やはり、なんだかんだとこの卵系の病気が多発します。

その診断で威力を発揮するのが、
超音波(エコー)検査です。

超音波を発するプローブあてて、おなかの断層を診ます。
イメージとすれば、魚群探知機のようなものです。

それを駆使して、検査するのは、哺乳類でも鳥類でも
爬虫類でも同じなのです。
というか、器械を流用するしかないのですが・・・・。
moniterecho.jpg
このオオトカゲの卵巣卵管の病気が疑わしいため、
検査をしています。
獰猛そうですが、とても馴れていましたので、
こんなお茶面な格好でも、おとなしく検査させてくれました。

病気の早期発見には、「だっこできる」「馴れている」
ということも重要な要素なのです。


フクロモモンガの秘密

カルテ
11 /08 2011
フクロモモンガは昔はとても珍しい動物でしたが、
今では、とてもメジャーなペットになりました。
昔のシマリスのニッチを埋めているようです。

このフクロモモンガ、過去にもなんどか
その不思議な生態を紹介しましたが、
今回もその秘密な部分を紹介!

sugergraider.jpg
その1
こんなにかわいいウルウルお目目をもっていますが、
実は白内障になりやすい動物です。
この子も、水晶体に混濁があって、白内障になっています。

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その2
オチンチンは、ひょろ長く、なんと二股です!
おしっこは、二股の分岐部から出ます!!

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その3
そのひょろ長いオチンチンは、
いろいろな理由で、出っ放しになって、
自分でかじって、壊死してしまうケースがよくおきます。
そんな時は、得意のオチンチン・カットを行います!

Yの字の分岐部は手術しませんので、
排尿には問題ありません。

動物には、動物特有のなりやすい病気があります。
おわり。

田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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