再び酔っぱらい登場!

カルテ
09 /29 2010
うい~~、酔っぱらってしまったよ。
いったいここは何処だ。
けっこぉ、飲んだなあ、いや呑まれたなあ(汗)。
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もお、眼が、眼が開かないよ~。
でも、このまま寝れるのは気持ち良すぎかも~~~♪
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おわわわわっ、くすぐったい、何するんだ、オイやめろ。
でもからだの自由が利かなすぎ~~。
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トカゲの気持ち

カルテ
09 /25 2010
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いぇい!
オイラアタイは東南アジア出身のトカゲ、
ミズオオトカゲ!
長い舌をペロンと出して、周囲の空気の匂いを嗅ぐんだ。
こう見えても、オイラアタイはぴちぴちの女の子だよ!

最近、おなかの調子がわるくて、
おとーたんとおかーたんに言って、
病院に連れてきてもらったんだペロン♪

そしたら、そこのセンセ、
お腹におっきなしこりを見つけて、
すぐに手術しないといけないといわれちゃったペロン♪。

ううう、麻酔が効いてきた・・・・・ZZZ・・・。

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気管にチューブを入れて、そこから麻酔ガスを注入するんだって。
オイラアタイ寝ているから気づかなかったけど。

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そして、手術の前にお風呂入れないからって、
歯ブラシでウロコの間をゴシゴシするらしい。
ウロコの間にはバイキンがいっぱいいるしね。

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準備ができたら、躊躇なしにセンセはお腹を開けはじめた。
センセ、自分のペットだったらこうはいかないとおもうのだけど。

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オイラアタイのお腹からこんなんが出てきた。
卵管のなかに卵の素材がいっぱい詰まっていたらしい。
ついでに卵巣も取ってしまって、避妊もしてもらっちゃった。

これで女の子の病気は防げるって。
って、いよいよオイラアタイ、女の子じゃなくなっちゃった(汗)。

※9/26皆様のコメントを受け、トカゲのキャラ設定変更済み(笑)

よくあるシリーズ♪

カルテ
09 /24 2010
今日はマニアック手術ではなく、
よく見る処置です。
ま、いうなれば、よくあるパターンというやつです。

飼い主さま「せんせ、なんか、顔が腫れちゃって
      膿や血が止まりません!!化膿止め飲ませても全然よくなりません!!」
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痛いせいか、まともに患部を見せてくれません。
が、
わたし「あー、これね、90%以上の確率で歯が悪いですね、どーみても」

飼い主様「えっ!は、歯ですか??歯???」

わたし「そうですよー、歯の根っこにバイキンが入って、
    上あごの骨が腐って、皮膚に穴があいて膿が出てるのですよ~」

飼い主さま「……。」

わたし「悪い歯抜かないと、何飲んでも治りませんねぇ…。」

で、抜歯することに。
バリカンかけ後。
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おー、いたそぉ~~~。

歯のチェック。
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やっぱり歯だ~。
くさそぉ~~~。
スッポンと腐った歯を抜歯しました。

抜歯5日後。
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まじめに、たった5日ですよ。
腫れも引いてきて顔も穏やか。

すごい名医な?!迅速な診断、治療、回復ですが、
ま、ホントよくあります、歯が悪くて顔に穴が開く動物。
歯をなめてはいけません。


テク!

カルテ
09 /20 2010
いまだ、風邪が癒えぬ感じですが、
なんとか、身体は動くので、休まずにやってます。
オマケに指はしっかり動きます。
では、ネタを少し。

この写真、何やってるか変わりますかー??
だいの大人が二人で、しかも、結構マジ。。
いい歳して・・・・。
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正解は…。
ハリネズミの爪切りでした♪
ハリネズミは正攻法でいくと
丸まってイガ栗のようになって、何もできなくなりますので、
こうやって、魚焼く網の上を歩かせて、
網の目に出てきた伸びた爪をパチンとやります。

当院、爪切りなら、ほぼどんな動物でも500円でやります。
犬であろうと、ネコであろうと、ウサギであろうと、イグアナであろうと。
それぞれの手間は全く違うのですが、
ま、「爪切り」には変わりありませんのでねっ。
各種爪切り、扱っております。是非ご利用下さい(笑)。

あかん。

未分類
09 /18 2010
風邪をひいてしまって、声が出ない。
声が出なくなって初めて、
「実はこの仕事、しゃべりの職業」ということに気づきました。

診察時、ちゃんと説明ができない感じです。
ゴメンナサイ。すぐに治しますので、しばしお待ちを……。

カメの蓋の戻し方

カルテ
09 /14 2010
過去に何度もカメの甲羅を切るネタをやりましたが、
切った後の甲羅の戻し方について書いていないことに気づきました。

手前味噌ですが、
新しいカメの甲羅の戻し方を考案して、
(この方法はPE法と名付けました)
海外専門誌にも取り上げられた方法です。
PE法のここが味噌なところも一挙公開!

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いつもの方法で甲羅を四角く切って、
内臓の手術が終わった後、
甲羅の裏側に張り付いている筋肉に糸をかけて、
閉じると同時に、筋肉同志を糸で結びます。
蓋と本体に細い糸がかかっているのが見えるでしょうか?

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蓋を閉じ、四隅を丸く練ったパテで固定します。
このとき、パテが固まるまでは、
反対の手で、蓋を本体に適当な力で押しつけます。
パテは基本4角ですが、カメが大きい場合には追加しても構わないです。

が、ポイント。パテを正中(甲羅の真ん中の線)に乗っけない。
ここは、甲羅が成長し、甲羅がちゃんとくっつく為の最も重要な部分。
ここにパテを載せると癒合障害を起こします。

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隙間から水が入るのでは?と思われるでしょうが、
水棲のカメでもこの方法は全く問題はありません。

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2か月後。
すでに甲羅の真ん中はちゃんとくっついています。
(ちなみに、従来の方法は、くっつくまでに半年から5年はかかると言われていました)
生命の不思議さ、強さを感じる瞬間です!



お尻のシコリ

カルテ
09 /11 2010
老齢のワンちゃんが来院しました。

お尻に出来物が出来てしまったとのこと。
さっそく確認すると確かにお尻の脇に大きな
シコリがありました。

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肛門付近の腫瘍は、大きくなると排泄の時の邪魔になるので、
腫瘍の悪性、良性にかかわらず、生活のクオリティを著しく低下させます。

しかも、お尻周囲の手術は出血が多いし、
無理して腫瘍を取ろうとして
肛門周囲の筋肉や神経を損傷させてしまうと、
そのままウンチ垂れ流しになってしまうこともあり、
その辺のリスクは術者を嫌な感じにさせてくれます。
この症例もすでに、肛門の一部に腫瘍が食い込んでいて嫌な感じ。

この腫瘍は、肛門周囲腺腫というのですが、
高齢の未去勢の雄犬に発生します。
つまりは、男性ホルモンの影響でお尻の腫瘍ができるのです。

で、今回私は「肛門科」になります。
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垂れ流しにならないように、
腫瘍を取り残さないように摘出。
ついでに去勢手術を施していませんでしたので、
この腫瘍と一緒にタマタマも取ります。

現代における去勢手術は、単に余計な繁殖を防ぐだけではなく、
こういった高齢に伴う病気も予防してくれますので、
避妊去勢をするメリットも多いのです!


小さくてスバシッコイ動物には

カルテ
09 /07 2010
犬や猫の場合、けっこう凶暴でも、
注射麻酔を打って静かにさせてから
処置や手術を行うことは比較的容易です。
というより日常的に行っています。

しかし身体能力すぐれている動物(簡単にいうとスバシッコイ)
にはこうはいかない。

捕まえるのが困難な動物。
サル類、リス類。
この類は人間に触られることを極端に嫌うため、
押さえつけて注射、なんてことはなかなかできません。
押さえつけようものなら、手をすり抜けるか、
噛みつくか必ずどちらをします。
さらに逃げ出したら絶対捕まりませんしね。
(あ、よくありますよね、お猿さんのお大捕り物劇)


なので、そういう動物には無理をせずに、
身体に一切触れずに寝かしてしまう
ある作戦があります。

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連れてこられたケージごとビニール袋を被せ麻酔ガスを注入してしまうのです!

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隙間から覗くと・・・・。
なにやら小動物の姿・・・。

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コモンマーモセットでした。
しっかり寝たところで、検査開始。

でかくて凶暴も大変ですが、
小さくてすばしっこいのもなかなか厄介です(笑)。




アリクイ♪

カルテ
09 /05 2010
以前にも紹介したことのある、
コアリクイの「ランガムちゃん」が来院しました。

前回は体調不良で入院をしてもらって、
点滴を行い元気になりました。

その後も調子よく、今回は尻尾に怪我をしたとのことで
来院しました。

アリクイってオチョボ口で、平和系動物と思われるでしょうが、
実は、案外凶暴です。
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アリ塚をぶち壊すほどの強力鉤爪で手を握られてしまったら、
手に穴が開くほどです。
ですので、扱いには慎重に行わなければなりません。

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こんな風にオリに乗っかってしまったら、
どんなに引っ張っても絶対にそこから離れません。
鉤爪で踏ん張ってしまうのです。
ですので、自ら自然に降りるまで待っていなければいけません。

一筋縄にはいかないのが珍獣の治療です。
傍からみると楽しそうかもしれませんが、
実のところ当事者はかなり必死だったりします(笑)。

夏休み♪

未分類
09 /04 2010
9月になってしまいました。
子供の頃、夏休みが終わってしまうのが
惜しくて惜しくて日が沈むまで外で遊んでいたころが懐かしい。
大人になると知らず知らずに9月に突入!

今年の夏は、以前にも増していろいろとバタバタとしていました。
論文も書いたし、本も出た。テレビにも映りました。
全て獣医という「仕事」にかかわっていることなんですが、
それぞれ楽しくできました。

都会であわただしく仕事をしていて、
ちょっと時間を作って、野外に出掛けると
仕事から出た廃棄物が昇華される。

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よく行く相模原の河原。
一見美しいですが、水は案外臭いし濁ってる。
でも、オタマジャクシやフナがたくさんいて、
幼少期のドブ川で遊んでいた夏休みを思い出す。

いまこの瞬間にもこの水面下では生き物達が騒いでいる。
想像するだけでわくわくします。

田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。