牙をもつ草食動物!?

カルテ
07 /31 2009
うさぎさんは完全な草食動物です。

赤ちゃんのときの、哺乳以外は、
一生にわたり一切の動物性タンパクを摂取することはありません。
したがって、いつも平和の象徴です。

しかーし、固いケージをがじがじ咬んで、
「いつか、おれも肉食動物のように鋭い牙を持つぞ~!」
と息巻くうさぎもさんもたまにいます。

そんなうさぎさんは、こうなります。
牙を持つうさぎさんいらっしゃい~♪
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エントリーNo1:上下に鋭い牙を持つ子

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エントリーNo2:下あごに刀剣を持つ子

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エントリーNo3:パイプを咥えている子

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エントリーNo4:牙で明後日の方向を指示する子


すべて切歯の不正咬合です。
原因は諸説ありますが、
一番は、金網を激しくガジガジ咬むことで、
歯に負担がかかり曲がってしまうこと。
もしくは、一端折れて、あらぬ方向に伸びてしまうこと。
咬み合わせの悪い遺伝形質を持つこと。

いちどこうなると、ずっと定期的にカットするか、
抜歯が必要になります。
うさぎさんを飼われているかたは、
充分に注意してください。

巨大カメさん治療♪

カルテ
07 /27 2009
今日は、おっきなカメさんの治療風景です。
カメは甲羅に引っこんでしまうと、
診察もなにも出来なくなってしまいます。

このカメさんの体重は40キロを超えています。
カメさんの足に出来物ができたとのことで来院しました。
しかし、案の定、なかなか見せてくれず。

仕方なく、実力行使しての診察です。
特殊な動物の診療は特殊ですので、
飼い主様も一緒に手伝います。

rikuo.jpg

5人がかりで足を甲羅から引きずり出します。
タオルで足を引っ張る係、木の棒をテコにして足を出そうとする係、
甲羅を押さえる係、etc・・・・・・。

準備が整ったところで、私の登場!
足の出来物を切開して、膿を見事掻きだすことができました。
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※爬虫類の膿は、どろどろとした液状ではなく、チーズのような固い塊になっています。

きのこの山

動物
07 /24 2009
「きのこの山」というお菓子をご存じでしょうか?

クラッカーのヘタにチョコレートの傘が付いた
昔からずっと子供達に大人気、不変の銘菓

そんなイメージのわんちゃんが診療にきてくれました。

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スレンダーなボディにボリュームのあるヘア。
なんとも。
個性派わんこメンバーに登録です。

寄生獣?!

カルテ
07 /21 2009
飼い主さま:「せんせ、最近、この子、お腹が大きくなっています。
       どーしちゃったんでしょ?}

私:「どれどれ・・・。あれれ・・・。大きいですね、確かに
   レントゲン撮ってみましょう。」

レントゲン撮影、カシャ♪
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(身体の横から見ています。向かって左が頭、右がお尻、上が背骨)

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私:「・・・・・・・・・!!こ、これは・・・・・・・!
   地球外生命体であるエイリアンが・・・・入っているのではないか・・・・!!」

よく見ると、後頭部の発達した生命がお腹の中いっぱいに。
今にも下界へ飛び出そうと、外を凝視している様子。


というのは、あたりまえですが冗談です。
リスザルというお猿さんの妊娠のレントゲン写真です。
お猿さんは通常、人間と同じように、1匹のメスが1匹の赤ちゃんを産みます。
こんな風にお腹に入っているって生命の神秘です。
生命の緻密さ精巧さには人間の能力が及ぶレベルではありませんねぇ。

カメラに映った!

未分類
07 /19 2009
昨日はの記事は、
暑い夏にはコテコテ中華料理系だったので、
今日の記事は爽やかにナチュラル和食そうめん系で。
さらさらっと♪

夕方に虹を見ました。
患者さまが、「今、病院の正面に虹が見えますよ。」
と教えていただいたのです。
診察も早々に、速効写真をパチリ♪

niji.jpg

そういえば、意識して虹を見るのは何年ぶりだろうと。
子供の頃はよく見ていた気がするのですが。
大人になってからは、いかんせん、室内に閉じこもり気味。
ちょっとした時間でも、外の空気と自然の営みを感じるだけで、
ずいぶんと解放されるようです。

皆様、夏の3連休いかがお過ごしでしょうか。
クーラーでの冷えすぎ、氷食べ過ぎ、ビールの飲みすぎに
ご注意ください。
当院は休まず診療を行っております!

その時、カメラは・…!!

王蟲
07 /18 2009
今日の出来事です。

昨夜、超音波検査の勉強会へ参加して、
新しい超音波診断法の技術を習得してきました。

今日のお昼すぎ、さっそく自分の病院で、練習を兼ねて、
カラードップラーという、色が出る特殊な超音波検査を行っていました。
その超音波検査の模様をビデオに収録していたのですが、
手元がすべりビデオカメラが倒れてしまいました。

カメラは倒れたまま構わず検査を続けていました。
あとからそのとき撮影した映像を確認したところ、
偶然にも、「あの生物」が映っていたのでした!!
またもや、脱走中?!

EHO.jpg
偶然映ったあの生物 ←こちらをクリック♪

せいくらべ。

動物
07 /15 2009
先進国日本では、
都会と自然が共有する不思議な場所です。

ふつうじゃ、ありえないシチュエーションも
日本の首都、東京ではなんなくやってのけてしまいます。

国の威信を賭けた
せいくらべ、背比べ。

アフリカ代表の のっぽさん、キリン。
日本代表のっぽさん、高層マンション。
どちっちが高いでしょうか?!

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おっと、高層マンションが若干、キリンを上回りました。
キリンさん、残念!!

昔も今も・・・・・。

未分類
07 /14 2009
久々のアマゾンシリーズ!

それと、昨日の本ブログ1周年に引き続き、
手前味噌で大変恐縮ですが、
本日は私の36回目の誕生日でございます。

アマゾンに行ったのは、
もうすでに10年以上前の話です。
まさしく青春真っ只中。

当時はみなぎるほどの体力があり、
怖いものはな~んにもなく、それでいて責任も背負うものもなく。
自分のやりたいことをやりたい。
若気の至りですね。きっと。

namakemono.jpg
(写真解説:インディオの少女とナマケモノを抱いているわたし)



現在とは肉体も置かれた状況もずいぶん変わってしましたが、
精神は変わりません。(きっと)
向かう情熱の矛先が、大自然のジャングルから都会のジャングルに変わっただけ。
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都会のジャングルで遭難しないうようこれからも頑張ります!

おかげさまで!

未分類
07 /13 2009
皆様、こんにちは。
おかげさまでこのブログを始めて今日で1年。
めでたく1歳を迎えることができました♪

当初は試験的に開始したつもりでしたが、
なんだかんだと、継続的に更新できたと思っています。

本ブログは、田園調布動物病院HPのリンク以外、
宣伝などは一切行っていませんが、
毎日たくさんの方にいらっしゃっていただいております。

多い日では、全国から1日300件、
1か月では1万件近いアクセスがあります。
個人の動物病院の院長ブログとしては異例の数と思います。
とても嬉しく思っています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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通勤時間はチャリンコで3分なのですが、
その通勤路にずっと気になっていた花の蕾がありました。
そして今日、その蕾が開花していました。
とても綺麗だったので思わずパチリ♪
(どなたか、このお花の名前を教えてください)
1周年にふさわしい出来事でした♪


ガラパゴスゾウガメ!

動物
07 /10 2009
カリスマ的存在、という言葉があります。

その世界では、羨望の眼差しを浴びるとか
存在だけで、誰もが唸らずにはいられないとか。

野生動物で言えば、
ジャイアントパンダにアフリカゾウ。
車で言えば、
ロールスロイスやフェラーリ。

爬虫類でいえば、
コモドオオトカゲ、ガラパゴスゾウガメ!

カメ界のカリスマ、ガラパゴスゾウガメです。
ガラパゴス諸島にしか生息しない
大変希少なカメさんです。
日本では、どんなに大金をはたいても入手することは決して出来ません。
そういう意味では、スーパーカーもかないません。

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当たりまえですが、
私はこのカメさんの診察をしたことがありません。
こんなに大きなカメさんが病気になったら、
どうしたらいいか、あたふたしてしまいそうです。

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この貫禄、この慈悲深き顔つき。
もし、病院に来たら私、オシッコちびっちゃうかもしれません。

ちなみに、このカメさんはタロウといいます。
上野動物園で見ることができます。
1969年2月21日から飼育されており、
推定年齢75歳以上で上野動物園の最長寿動物らしいです。
あと100年くらいは軽く生きそうです。

七夕♪

未分類
07 /07 2009
本日は七夕ですね。

七夕のお話は
天の川を隔てた織姫と彦星が年に一度、
かささぎの橋をたどって逢えるという
なんとも切なくロマンチックなお話です。

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病院2階から。
東京の今夜の夜空は、あいにく曇り空でした。
皆様の地域の夜空はいかがでしょうか?
七夕飾りにどんなお願い事をしたのでしょうか。

もうしばらく

未分類
07 /06 2009
申し訳ございません。
今朝まで出張に行っておりました。
本日午後から、いつもどおりの診療を行っております。

更新は今しばらくお待ちください。

田向健一






プレーリードッグの肝臓がん

カルテ
07 /01 2009
最近、手術の話ばかりですが・・・・・。

今ではずいぶんと少なくなったプレーリードッグです。
げっ歯類でありながら、ワンちゃん並に人の顔を覚えたり、
愛嬌振りまいたりする可愛いペットちゃんです。

高齢化に伴い、当然病気も増えます。
今日行った手術は「肝臓がん」です。

動物の肝臓がんは、がんの中でも、
その動きは「意外と大人しく」、よって症状があまりでません。
気づいた時には、お腹の中で巨大化していることも多いです。

今回は、プレちゃんの健康診断で来られて、
触診した時に発見しました。
飼い主さまもびっくりされていました。

お腹を開けてみると・…。
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肝臓の一部に大きながんが見つかりました。
肝臓は、血液がたくさん流れている臓器ですので、
摘出には、出血を伴うので神経を遣います。

なんとか止血を行いながら摘出完了!
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高齢で麻酔の覚醒も懸念されましたが、
無事、回復しました。
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少し寝起き直後で少しぼーっとしています。
でも、もう大丈夫です。
肝臓がんは、酷くなると摘出不可能になりますので、
早目の発見が摘出を可能にさせます。






田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。