カブトムシ♪

動物
02 /27 2009
この世の中は、
科学の進歩と利便性の追求が
人類の幸福を導くかのごとく進んでおります。

今日ご紹介するのは、
世界最大のカブトムシ、
ヘラクレスオオカブトまたはヘルクレスオオカブトです。
ヘラクレスとはギリシャ神話の英雄ヘラクレスにちなんでいます。

このカブトムシ、私が幼少の頃、
図鑑の中でしか見たことがなく、
もちろん日本には輸入されていませんでした。
それはもう、日本中の昆虫少年の垂涎の的、
羨望の眼差しの的でした。
当時、仮に生きた状態で輸入されていたら危険です。
卒倒、失神する小学生が多数出たに違いありません。
(ま、ビートルズの初来日と同じようなものです)

それが、この10年くらい前より輸入繁殖され、
夏になるとホームセンターでも見かけるようになりました。
それも流通の進歩と社会ニーズへの対応の結果なんでしょう。

しかーし、コイツだけは、図鑑の中だけの存在でいて欲しかった!!
人間の心って複雑でワガママですよね。

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ヘラクレスオオカブト(Dynastes hercules
中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林に分布。
角を含めた全長は最大180mmに達するともいわれる。
広葉樹の樹皮や果実を傷つけて樹液や果汁を食する。
30年ほど前は日本の昆虫少年のスーパースター的存在であった。

『期間限定』

未分類
02 /25 2009
今日は朝から雨が降り、
なんとなく、元気がありませんでしたので(私が)、

急遽、特別企画、「サザン・ウィーク」と題しまして、
今週中は、待合大型テレビにて、
昨年行われたサザンオールスターズ30周年イベントの
ライブを流すことに決めました!

ということで、あまり動物病院では見かけない企画ですが、
ご来院の際は、是非お楽しみくださいませ。
万が一、フツーの民放が流れていたときには、
受付スタッフに「サザンは?」とおっしゃっていただければ、
すぐに放送いたします。

よろしくおねがいいたします。

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いやー、いい味出していますね!
元気が出ます!

ワザ!

動物
02 /24 2009
ボルネオの奥地で、
小さな恐竜を見つけました。
モリドラゴンです。

捕まえると精一杯大きな口をあけて威嚇します。
そして、バタバタと逃げ回ろうとします。
威嚇しているつもりでしょうか、
マヌケな感じが可愛いですよね。
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そんな時、ある方法を使うとあっという間に、
トカゲさんはおとなしくなります。
こちょこちょっと。
ほら。

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おなかを見せて
動かなくなってしまいました。
死んでいるわけではありません。
催眠術をかけたのです。

トカゲさんは、おなかをナデナデすると、
ひっくり返って死んだふりをします。

トカゲを捕まえた時は、ぜひ試してみてください。
(でも、捕まえないよね、普通)。

子ねこちゃん

動物
02 /23 2009
昨日、当院入院室で無事自然分娩した
雑種猫の子ねこちゃんです。

まだとっても小さいですが、
お母さんのおっぱいを競い合うように吸っています。

文句なしに平和の使者ですね。
これを見れば誰しも笑顔がこぼれます。

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息抜きに、

動物
02 /22 2009
さあ、皆様沈黙、コメント0件必至ネタ。
またもや三葉虫です。

以前もお話しましたが、
三葉虫は、約5億年前に栄華を極めた、
海洋性節足動物です。

1ミリほどの極小サイズからフライパン級まで
2万種というたくさんの種類がいました。
おそらくは海の微生物を食べていたと考えられています。

今日ご紹介するのは、
あの、カネゴンのモチーフにもなった(ウソです)、
ロシア出身の個性派三葉虫、
アサフス・コワレフスキー君です。

このコワレフスキー君、身体は海底の泥に身を隠し、
ぴょこんと目だけを出し、頭上をかすめる天敵を監視していたのかも知れません。
仕事の合間、そんなこと妄想しながらニヤニヤする私です。
ま、皆様が腕時計や指輪を眺めるのと同じですね!

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Asaphus kowalewskii
オルドビス紀中期(4億8千年前)に現在のロシア近海に生息。
節足動物門・三葉虫綱・プティコパリア目・アサフス科。

癒し系

植物
02 /21 2009
コチョウランの一種です。
なんともいえない上品な赤紫が、
脳裏に残り後を引きます。
じっと見つめているだけで、
心が静かになります。

動物は「動」の喜び、
植物は「静」の美しさがあります。

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コメントが遅れております。
申し訳ありません。
週末で多忙を極めております。
もうしばらく御待ちください。
精緻を極めた花を観賞し心を癒しください。

青い足の鳥

動物
02 /18 2009
今日はネタがなさそうなので、
過去のアルバムからピックアップです。

この足が特徴的な鳥は、
「アオアシカツオドリ」といいます。
ガラパゴス諸島に生息するカツオドリ科の1種です。
英語では、ブルー・フット・ブービー。

この青い足は、
求愛行動の時、雄が雌の周りでダンスをするときに
強くアピールするための御洒落なのです。

よりダンスがうまい御洒落さんがモテるのです。
どこの世界でも同じですね。


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アオアシカツオドリ(Sula nebouxii
雄が向かって右側の大きいほう。
雌を一生懸命見つめているのに、
雌はそっぽ向いていますね。
どこの世界でも同じですね。

2月21日追伸
ダンスの模様はYouTubeにて
「アオアシカツオドリ求愛ダンス」と検索ください。

ターザンごっこ?

動物
02 /17 2009
お猿さんをペットにした場合、
何をしたいですか?

このブログを好んで読んで下さっている方の多くは、
お猿さんを肩に乗っけて、子分みたいにして、
ツタにぶら下がって「あ~あ~あ~♪」
と叫んでみたいと思うでしょう。

このお猿さんは、
タラポワンという、アフリカのお猿さんです。
とてもよく馴れていて、
文字通り、肩乗りお猿さん。

しかし、当院に来られるお猿さんのうち、
こういった芸当ができるお猿さんは、
全体の5パーセントくらいです。

お猿さんを手なずけるには、
相当、頑張らないといけません。

でも、動物好きなら一度はやってみたいですよね♪

tarapoan.jpg



飼ってみたい生き物

動物
02 /16 2009
いままでに、さまざまな動物を飼育しましたが、
どうしても手に入れられない動物がいます。

動物といっても「怪獣」です。
この動物が実在したら、
ぜったいペットとして人気が出ると思うのですが。
「カネゴン」です。

でっかくなるので、
まず、トイ・カネゴンへの改良が必要ですね。
しかし、カネゴンはお金が餌になりますので、
毎日お金を与えなければなりません。
一日最低3510円は食べないといけないそうです。

となると食費は1か月で10万円以上もかかります。
やっぱり、飼えるシロモノではなさそうです。
残念!
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天然石

カルテ
02 /14 2009
たいていの女性は「天然石」が好きですが、
私も天然石が好きです。

石といっても、宝石のあれ、ではありません。
体内で作られたとても美しい石です。
体内というアコヤガイで、
ジワリジワリ形成された石は、
貴重で、なかなか入手できません。

仮に発掘できたとしても、
宝石オーナーが、それを欲しいと希望されたら、
私は、快く差し上げてしまうからです。
ここに至るコレクションにするまで大変でした。

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さまざまな動物の体内から摘出した天然結石

ハイテク系?

カルテ
02 /11 2009
昔の獣医さんというと、
ヒゲを生やしていて、聴診器ひとつ、
まるで動物と会話ができるかのごとく、
痛い場所を特定し、注射1本で何でも治してしまう
イメージがあります。

しかし、この時代、それだけでは診断できないことが
多くなってきました。
というより、ここ数年で、
診断出来るようになった動物の病気
の数が何倍にも膨れ上がってきたのです。

簡単にいえば、昔は病気の選択肢の幅が少なかった。
ですので、赤ひげ先生は何でも判ってしまったのですね。

例えて言えば、足をびっこ引く症状は、ねんざか骨折しか
選択肢がなかったのです。
いまでは、どうでしょう。
リュウマチ、骨腫瘍、汎骨炎、半月板損傷、
股関節形成不全、レッグ・ペルテス病、前十字靭帯損傷、
膝蓋骨内方脱臼・・・・・・・・・・。
疑いはじめればきりがありません。

最近では、動物のブラックボックスと言われた脳の病気まで、
CTやMRIを駆使して診断できるようになりました。

そういうハイテクすべてが、携帯電話や自動車と同様、
本当の意味で幸せで有用なものかどうかは
究極的には難しい問題ですね。

CT.jpg
テナガザルの頭部CT像。
副鼻腔の骨は融解し、眼窩に炎症が波及している。

※当院では、CT,MRIの設備はありませんが、
 診断に必要不可欠な場合およびご希望の場合には、
 速やかにご紹介できるシステムがありますので、ご相談ください。



スッポン!

動物
02 /10 2009
スッポンと聞けば、噛みついたらカミナリが鳴るまで離さない、
とかスッポン鍋とかをすぐに連想しますよね、きっと。

世の中には、スッポンをペットとして飼育するマニアもいます。
このスッポンはどこの水族館にもいないニューギニアに生息する幻のスッポンです。
とても巨大になり、甲羅の長さが1mにもなります。

カメさんの甲羅は横に幅もあるので、
ヘビさんの1mとはわけが違います。
かるくワンルームマンションの浴槽くらいの大きさになります。

名前は、「ハナマルスッポン」と言いますが、
鼻が丸いからではなく、
「マルスッポン」というグループで「鼻」に特徴があるから、
この名があります。

だったら、「ハナナガ」マルスッポンのほうがしっくりくると
思うのですがね。

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ハナマルスッポン【Pelochelys bibroni

らせん美

動物
02 /09 2009
さて、これは何でしょう?

ゾウさんのお鼻?
蚊取り線香?
いや、アンモナイトか?

kamereon.jpg

カメレオンの尻尾でした!

黄色と緑のしましま。
深緑のポルカドット。
美しいですよね。

自然が作り出した芸術ですが、
何だかとても人工的に見えてしまいますよね。
その感覚って、人間の勘違い?
はたまた、人間はいつも気づかずに自然を
模しているだけなのでしょうか??

プレーリードッグの腫瘍

カルテ
02 /08 2009
意外にも本ブログ初登場。
プレーリードッグです。
一時期大量に輸入され、メジャーなペット動物となりました。

プレーリードッグはグループで生活しているため、
仲間をとても大切にします。
よって、ペットとして飼育しても、
人間を仲間と認識し、とてもよく馴れ本当のパートナーになります。

しかし、残念なことに2003年に輸入停止となってしまいました。
再度輸入を、という熱い声も多いのですが、現状では難しいようです。
国内で繁殖が試みられていますが、まだまだ少なく非常に高価です。

よって、現在いる子たちは、輸入された子たちの残党で、
高齢の子ばかりになりました。
この子も、例にもれず9歳の長老プレちゃんです。

以前より、腫瘍が顔にできていたが、
高齢だから、と手術を諦めていたけれど、
だんだんと大きくなるし、さすがにこれを持って天国に行かせるには忍びないと、
なんとか摘出できないものかと相談された症例です。
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コブトリじいさん状態。
十分に注意を払って、
なるべく短時間に・・・・・。
プレちゃんは、縫い傷をとても気にする動物なので、、
糸の結び目を皮膚に出さないように、傷口内部に収まるように縫合。

毛が生えそろえば、元通りの顔になります。
あともう少し、10歳までガンバレ!
prairemass2.jpg





今も変わらず・・・・。

未分類
02 /06 2009
2月の真冬だというのに、
胴長(どうなが。胸まである長靴)を履いて、
川の淀みをザブザブして来ました。
真ん中より右側の小さな影が私です。

こうやって、川に入りカエル採りをすることは、
もう30年近くやっています。
幼少時には、まさか大人になっても
こんなことやっているとは思っていませんでした。
泥んこになってよく怒られました。

今回はある調査の目的で行きましたが、
誰にも怒られることもなく目一杯タモ網を振るう
ことができて本当に楽しかったです。

kaerutori.jpg

昨日の成果です。
調査後、もとの川へリリースしました。
kaerutori2.jpg

昨日にひき続き・・・・・。

カルテ
02 /02 2009
スタッフ:「キャ~、院長!院長!」

朝から看護士たちの悲鳴に近い声が
院長室にまで届いた。

普段、冷静沈着でいなければならない看護師は
滅多に叫んだりしないよう訓練されている。
よって、大きな声で騒ぐ時は、
私が大事にしているペット爬虫類が脱走したと時と相場は決まっている。

私:「なーに、どうした、
   またヘビでも逃げているのか?」

婦長:「いえ、違います!でんちゃんが、でんちゃんが!!」

私:「ん?でんちゃんがどうした?」

婦長:「外に出していたら、隣のお宅で空き巣を見つけ、
    その犯人と戦ったみたいです!!
    とにかく見てください!」

denkossetu.jpg


私:「・・・・・・・!
   オーマイゴッド!!。大怪我じゃないか。
   でんちゃん、大丈夫かっ!
   緊急手術だ。
   筋肉損傷と骨折に対応できる準備をしてくれ。」

スタッフ:「了解しました!」

手術は、困難を極めました。
断裂した筋肉の縫合と血管の吻合、
複雑骨折を起こしていたので、破片を丁寧につなぎ・・・・。
無事、手術終了。
傷痕は残ってしまうけれど、
番犬として支障ないまでに回復すると思われる。

dennyuuin.jpg
絶対安静です。
しばらく入院の必要があります。
接着材が固まるまでは♪

骨折の手術

カルテ
02 /01 2009
何度もいいますが、
ウサギさんの骨はとても細く脆いのです。

前足を踏んでしまったとのことで来院しました。
また、アイタタタッです。
1.2キロしかないウサギさん骨は割りばしより細いのです。
kossetu.jpg

それをつなぎ合せるのはなかなか難しいです。
よって固定法は、以前にも紹介した
ことのある(10月7日ログ参照)
創外固定法という方法で行いました。

今回のこのメカニカルな固定は、
金属むき出しで痛々しいですが、
実際には、大きなダメージはありません。

むしろ、強い固定が可能で、
手術の際、骨折部分を開けないで行えるので
治りも早いのが特徴です。
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採算度外視で行った特殊な手術です。
ご用命は院長まで(笑)。

田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。