ビールっ腹?

動物
08 /17 2008
テングザルといいます。

マングローブ林にすんでいて、木の葉や木の実を食べて暮らしています。
写真は、オスの成体です。
その名の通り、天狗のような大きな鼻が特徴で、
御茶ノ水博士のようです。

この大きな鼻の意味は判っていませんが、
恐らく、メスにアピールするためと考えられています。

鼻も目立つのですが、大きな太鼓のようなお腹も特徴です。
この特徴に関して、ウサギやウシ、ウマ、キリンなどを想像してみてください。
全体的に、お腹がポテッとしていますよね。
これは、葉っぱを専門に食べている動物の大きな特徴なのです!
葉っぱという、繊維質にとんだ食餌を消化するためには、
大きく長い腸が必要となるため、大きなお腹をしています。

ライオンやチータや、オオカミは逆に、すらっとしたお腹をしていますね。
肉食動物の腸は、一般に短いので、お腹も引っ込んでるのです。
動物を飼うときには、その動物がどんな特徴をもち、
どんな生理機能を持っているか勉強しなければいけません。

しかーし、最近はメタボなわんちゃんやねこちゃんを
頻繁に見かけます。
それは本来の姿ではないので、様々な病気の源になります。
なるべく、原型に近い形に維持してあげるのが長生きの秘訣です。

とかいう私も、最近はメタボ気味なのであまり偉そうなことは言えませんが・・・・。

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田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。