べろ~んと

カルテ
08 /31 2008
飼い主さん:せんせぇ!、大変です!
        うちのカエルがトカゲを・・・・・。

私:え!トカゲを???
  どれどれ?
  あれ、お腹の横、とび出てるね、ほら。これかな?
snap_jigumo2001_200880184547.jpg

飼い主さん:あ・・・・・。

私:これは麻酔にて摘出が必要です。ただし、手術の必要はないです。
  麻酔をかけますので、いったん待機しておいてください。

私:(スタッフに対し)よーし、カエルに麻酔だ。あと、ピンセットもよろしく!
  いくぞ!

スタッフ全員:ああ~~!!
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私:もう少しだ~!!がんばれ~!
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べろーんと、摘出成功!!
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私:開腹手術を行わなかったので、かえるさんの負担は少ないです。
  軽い麻酔だけで済みました。
  今後は気をつけてくださいね。

飼い主さん:すみません。どうもありがとうございました。
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道化師

動物
08 /29 2008
この動物をご存知ですか?
スローロリスといいます。

ロリスといっても、リスではなく、サルの仲間です。
主に東南アジアやインドなどに分布する
小型の古いタイプのお猿さんです。

動きは、とってもスローです。
ロリスとは、オランダ語で「道化師」を指します。
すなわち「ゆっくりとした道化師」。

とてもカワイイ容姿で、ペットとして非常に人気が高いのですが、
生息地では、乱獲が激しく、絶滅に瀕しています。
パンダと同じレベルの国際法で取引は厳重に禁止され、
違反すれば逮捕されます。
いま、日本で飼育されているロリスのほとんどが、
法律が出来る前に遠くジャングルから空輸されたものです。

いま、飼っているものは仕方ありません。
ですので、少しでも長生き出るよう、飼育者の皆さんは、
可能な限り、環境を整え、最大限の愛情を注いでください。
お願いします。

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蝉!

動物
08 /27 2008
ミンミンゼミです。

ミンミンゼミは全国各地にいますが、
特に東日本では、一般的なセミの一種です。
しかし、私が生まれ育った、愛知県大府市には、
このミンミンゼミはいませんでした。

ドラマや映画などで夏のシーンになると必ず、
「ミーンミンミン♪」とこのセミの鳴き声が効果音として使われています。
幼少時、昆虫博士の異名を名乗っていた私ですが、
実際のミンミンゼミを見たこともなく、
その効果音に対し、異常なまでの憧れがありました。
「いつか、ミンミンゼミを見てみたい!」と。

今日は、病院の中まで大きな鳴き声が聞こえてきたので、
思わず、カメラを持って走りました。
病院の前の街路樹に張り付いていました!

胸部のエメラルドグリーンの模様、透明の羽、
そして他のセミにはないあの独特の「ミーンミンミン♪ミーンミンミン♪」。
正真正銘、ミンミン様です。
25年の時を越えてやっと出会うことが出来ました!

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フェレット!

動物
08 /26 2008
フェレットと人間の付き合いは古く、
その起源は古代エジプト時代までさかのぼると言われています。
いまや、日本でも犬猫ウサギに次ぐ
家族の一員として地位を確立したといってもよいでしょう。

写真は病院のマスコット、チャッピーです。
無邪気で、ちょっかいを出すと、
すぐに乗ってきてくれる気立ての良い性格をしています。

実は、6歳というフェレットでは高齢なのですが、
童顔のとてもかわいい顔をしています。

この子は、3年前に、飼い主さんの事情で飼えなくなったのを
病院で譲り受けた子です。
もともと、体型が小さく病気がちな子でしたが、
今では元気に暮らしています。

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こんばんは

動物
08 /24 2008
はじめまして ぼくの なまえは けろたん です。

あめのひは でんちゃんにかわり ぼくが びょういんの

ばんけん、ん? ばんがえる をやっています

さいきんは でばんが おおくて うれしいです

あめの ひにしか あえないけど よろしくおねがいします

(あ、はれのひは かいだんの したにいます!)

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キモカワ

動物
08 /23 2008
こちらはカメさんの一種のジーベンロックナガクビガメです。

その名の通り、「長首」をしています。
長すぎて、甲羅内に首を引っ込めることをしません。
横に、ただ曲げるだけです。よって「曲頚類」のカメといいます。

日本に棲んでいるカメさんは、
すべて首が甲羅の中に入り込む「潜頚類」です。

したがって、我々日本人は、
このように、でれーんとしている首のカメさんに対し、
何とも受け入れ難く、生理的に受け付けない方も多いかと思います。

野生動物の大国、オーストラリアでは、
カメと言えば、この「曲頚類」しか棲息していないので、
オーストラリアの子供たちにカメさんの絵を描かせると、
このでれーんとしたカメさんを描くことになります。

なんとも。ところ変われば。
キモイ!なんて言わないでくださいね。

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気持ちいい!

植物
08 /22 2008
今日は涼しかったので、夏の間病院内に置いてあった、
ブロメリア植物達を外に出してあげました。

シャワーをすると、葉はピカピカに輝き、
生き生きとし、喜んでいるようでした。

どんな生命も、野外は大好きなのですよ。
人間も明るい時間に、外の空気をいっぱい吸うことが大切と思います。
って、自分に対する戒めでもあります。

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何がでるかな?

動物
08 /20 2008
診察室のカウンターに置かれた、
1つの小さな水槽。

少し濁っていますが、
これから、新しい生命が誕生する予定です。

うまくすれば、2~3日後にはみることが出来るかも
しれません。

何が産まれてくるかは、これからのお楽しみ!

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ぼうし!

動物
08 /18 2008
こんにちは でん です。

なつも はんぶんが すぎました。

むぎわらぼうしのかわりに てんがろんはっとの ぼうしを 

かんじゃさまから いただきました。

かんじゃさまの ぼくと おなじごーるでんりとりーばーの ともだちが つかっていたそうです。

いままで かぶった ぼうしのなかで いちばん かっこいいと おもっています。

どうも ありがとう 。

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ビールっ腹?

動物
08 /17 2008
テングザルといいます。

マングローブ林にすんでいて、木の葉や木の実を食べて暮らしています。
写真は、オスの成体です。
その名の通り、天狗のような大きな鼻が特徴で、
御茶ノ水博士のようです。

この大きな鼻の意味は判っていませんが、
恐らく、メスにアピールするためと考えられています。

鼻も目立つのですが、大きな太鼓のようなお腹も特徴です。
この特徴に関して、ウサギやウシ、ウマ、キリンなどを想像してみてください。
全体的に、お腹がポテッとしていますよね。
これは、葉っぱを専門に食べている動物の大きな特徴なのです!
葉っぱという、繊維質にとんだ食餌を消化するためには、
大きく長い腸が必要となるため、大きなお腹をしています。

ライオンやチータや、オオカミは逆に、すらっとしたお腹をしていますね。
肉食動物の腸は、一般に短いので、お腹も引っ込んでるのです。
動物を飼うときには、その動物がどんな特徴をもち、
どんな生理機能を持っているか勉強しなければいけません。

しかーし、最近はメタボなわんちゃんやねこちゃんを
頻繁に見かけます。
それは本来の姿ではないので、様々な病気の源になります。
なるべく、原型に近い形に維持してあげるのが長生きの秘訣です。

とかいう私も、最近はメタボ気味なのであまり偉そうなことは言えませんが・・・・。

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How much アロワナ?

動物
08 /16 2008
病院の入り口水槽上段に涼しげに泳いでいる
アロワナのアロー君です。

正式には「ブラックアロワナ」といいます。
特に、黒いわけではありませんが、
幼魚の頃、黒い時代があるため、そういう名前がついています。
アマゾン河のネグロ川水系に生息しています。

アロワナはとても有名な熱帯魚の1種で、
ごく普通の患者さまも「あ、アロワナだ!」と気づかれる方が多いです。

しかし、アロワナが、世界に5種類いる、ということを知っている
方は案外少ないです。
ちょっとだけ熱帯魚を知っている方は、
「あ、アロワナですね、これって、ものすごく高価なんでしょう。」
と魚のことより、購入額を気になさる方も大勢います。

5種類いるアロワナのうち、いわゆる高級魚であり、
コレクション的な要素の強い、稀に1匹1000万円という
アロワナは、「アジアアロワナ」という、アジアに生息するアロワナだけです。
まぶしいほどの赤や金色になるやつです。

ブラックアロワナとシルバーアロワナのアマゾン出身アロワナ2種は
中でも安価で売られている魚です。
したがって、大きな水槽が用意出来ないで飼う方や知識がないで飼う方が多く、
シルバーは、飼育は容易ですが、すぐに大きくなり、
飼い切れなくなり捨ててしまわれたり、ペットショップに引き取りが
多いアロワナです。
ブラックは、どのアロワナよりも神経質で水質に敏感で、飼育テクニックを要し、
意外と大きな個体を目にすることはとても少ないのです。

そんなこともあり、1匹で大切に飼育している
当院の美形アロー君は、専門誌の一面を飾った
ことがあります。

で、気になる、アロー君を購入したときの金額は、
諭吉様、3人分でお釣りがくる程度とでも言えばお分かりになりますでしょうか。

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お母さん

動物
08 /12 2008
ヒョウモントカゲモドキの「おかあさん」といいます。

おかあさん、ということは、もちろん「おとうさん」もいます。
夫婦がいるということは、子供もいます。

このお母さん、今まで、我が家で子供を何匹か生みました。
いま、息子が一人だけいます。
あとはみんな里親に行きました。

私が、まだ獣医の学校に通っているヒヨッ子の頃からの
付き合いで、飼育して13年になります。

今、ペットショップで流通している、
派手なカラーさや太っちょではありませんが、
オリジナルに近いの豹紋柄がお気に入りです。
まだまだ、長生きすることと思います。

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いただきもの

植物
08 /10 2008
この植物、大好きな系植物ですが、
昨日のカエルもそうですが、
患者様からいただきました。

なんでも、葉腋のタンク(水貯め)に落ちた虫から栄養を摂っている
可能性があり、食虫植物の仲間になったか、なりそうか、
とにかく、そういう植物だそうです。
(名前を失念してしまいました!)

私の趣味もなかなか、マニアックなので
わかっていただける方がとても少ないのですが、
このブログをみて、私がこの系の植物が好きなことを知り、
家で栽培していたものから株分けしていただきました。
大切に育てます。

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Deco!

動物
08 /09 2008
全身に七色輝く宝石を身にまといて
自身の腔に宝物を隠す。

患者様から頂いた、カエルの小物入れです。
若者達の間で人気のデコケータイのようですが、
カエルの皮膚のデコボコとした感じもうまく表しています。

蓋になっている境目の口が、なんか笑っているようで、
心が和みます。

「お家に無事カエル!」というわけではないですが、
いつも手術台の前にたたずみ、私の手術を見守ってくれています。

最近では、環境を指標する生物としても、平和の象徴としても。
あ、そうそう、2008年は『国際カエル年』です!
ご存知でしたか?

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どっちでしょう?

動物
08 /08 2008
トカゲって難しい漢字書きますよね。
トカゲは仕事でも診療をしていますが、
私は漢字では書けません。

今回紹介するトカゲは動物の国、オーストラリアに分布するマツカサトカゲです。
植物を主食とする雑食の平和なトカゲです。
顔も、良くみればとてもかわいいので、今度アップを紹介します。

しっぽは丸く、知らない方がみたら、どっちが頭か分かりません。
そうやって、身を守っています。
上が黒松くん、下が白松くんです。
雌雄が分かりませんので、とりあえず「君付け」しています。
会社の上司のようです。

さて、とっちが頭か分かりますか?

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yellow or gold ?

植物
08 /06 2008
「金色の花びら散らして 振り向けばまばゆい草原

雲間から光りが射せば 身体ごと宙に浮かぶの

やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる

愛し合う人は誰でも 飛び方を知ってるものよ」

とは、巨匠宮崎駿の『風の谷のナウシカ』
の主題歌からです。

私はアニメーション映画を好んでは見ませんが、
この映画だけは、テレビで放送していると、
ついつい見入ってしまいます。
腐海に息づく無数の菌類や蟲たちに惹かれます。

この花をみて、ふと『ナウシカ』を思い出しました。
まるで王蟲たちのあれのよう。

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オオカブト

動物
08 /05 2008
ボルネオオオカブトまたの名をモーレンカンプオオカブト
Chalcosoma moellenkampi 。

属名のChalcoが青銅を、Somaが体を、
すなわち『青銅の身体』を意味する。

その眩しいほどの金属光沢、漆黒の甲冑を身にまとい、
人間の指すら流血させるほどのパワー持つ角、
鋭い爪を備えたリーチの長い前脚。
まさに、ジャングルの昆虫王そのものである。

図鑑でしかみたことがないような外国産カブトムシやクワガタが、
今やペットショップで簡単に入手できるいい時代になりました。

まさかこんな時代になろうとは、子供の頃、昆虫博士の異名をとった
わたしでも想像も出来ませんでした。
文字通り穴が開くほど図鑑を見ていた当時の少年が、
タイムマシンで現在にワープしたとしたら、間違いなく卒倒することでしょう。

日本で売られているカブトムシはほぼ養殖モノですが、
写真の個体は、正真正銘、短角型の野生のモーレンカンプです。


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やんちゃ娘

動物
08 /04 2008
エメラルドツリーボア。
学名はCorallus caninus。
下のcaninusは牙、という意味です。
南米原産。

樹上でとぐろを巻いて、ほとんど動かず、
ジッとして目の前に通りかかる、鳥や小動物をその大きな牙で捕食します。

エメラルドグリーンのとても美しいヘビです。
オセアニア地区に住む「グリーンパイソン」というヘビにそっくりですが、
こちらはニシキヘビなので、ボアとは系統分類上はだいぶ違うタイプのヘビです。
よく『収斂進化※』の代表とされますね。

神経質で飼育が難しい飼い主泣かせヘビとしても有名です。
私の飼育するみどりちゃんも、例に違わず気難しい娘ですが、
飼育して3年になります。
いまだに年に数回しか餌を食べない頑固者です。

やすやすと人間に甘んじないその誇り高き精神こそ
WC(野生採取個体)の真髄であり、それをよしとしなければ、
このヘビを飼うことはできません。

最近は、飼育繁殖されたあかちゃんが売られていますが、
それは、それほど飼育は難しくないようです。

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※「収斂進化(しゅうれんしんか)とは、複数の異なるグループの生物が、同様の生態的地位についたときに、系統に関わらず身体的特徴が似通った姿に進化する現象。」(ウィキペディア)


夏が来れば思い出す~♪

動物
08 /03 2008
カジカガエルのオタマジャクシです。

漢字で河の鹿と書いて「河鹿」。
鳴き声が雄鹿のようなことからこの名が付きました。

その大変美しい鳴き声から、江戸時代には、このカエル専用の
「河鹿籠」(かじかかご)といわれる専用飼育ケージが作られたほどです。

今や、カエルを飼育することは、ずいぶん一般化されていますが、
もとを辿れば、江戸時代にまでさかのぼるなんて、
世界広しといえども、日本ならではのものといえるかもしれません。

オタマジャクシと、手足の生えたオタマです。
この歳になってこういう生き物をよく観察すると、
少年時代の記憶がつい昨日のように思い出されます。

夏休みの宿題は嫌だけど、あの頃にもどれるのなら、
また、野山を駆け巡りたいですね。

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また、ご褒美もらいました。

植物
08 /02 2008
ケスネリア・マルモラータの花です。
今年は、多くのブロメリアの花が咲いています。

ピンクのガクと紫のコントラストが美しいです。
蘭のような可憐さがあります。
この種類は、栽培して、丸2年がたち、初めてつぼみを持ってくれました。
思わぬご褒美に、自然とニヤニヤしてしまい、看護婦さんから
不審がられてしまいました。

植物は、こちら側に対する要求が、ものすごく強いわけではないので、
栽培していて、疲れることがありません。

疲れているときには、是非、植物を育ててみてください。
癒されますよ。


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