中毒?

カルテ
07 /20 2008
飼い主さん:せんせい!
        うちの、トカゲ、なんか、お腹が変に硬いんです!

私:どれどれ、ん?
  それにしても、硬くて大きなものだねぇ。
  とりあえず、レントゲン撮ります。
  カシャ♪

monistone.jpg

私:ケージの中に石入っていない?

飼い主さん:あ、そういえば、ガラスの飾り石が入っています!

私:それ飲んじゃったみたいだよ。

飼い主さん:自然にはでないですよね~?

私:うん、出ない。手術しかないねぇ。

monistone0.jpg


というわけで、綺麗なブルーの石が出てきました。

病院をやっていると通常では、ありえないシチュエーションも
いろいろ経験します。

相手が生き物だけに、「うん、これくらいは大丈夫だろう」なんて
たかをくくっていると、とんでもないことになることもあります。
ですので、動物を飼育するには、気を使っても使いすぎることはないのです。
完璧だと思っていると大きな落とし穴があることも多いです。

逆にいうと、動物飼育という趣味は、無生物を相手にしている趣味とは
まったくちがって、一度はまるとなかなか抜け出せない中毒のようになります。
皆さん、中毒になっていませんか?
動物がいない生活なんてありえない!と思ったあなた、ふふふふふ・・・・・。



田向健一

動物病院の院長をやっています。
ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギからピットブルまで、外科も内科、眼科も歯科も行います。
動物、植物を含め、命あるものが大好きです。