飼育のコツ?

王蟲
06 /19 2012
とても久しぶりの紹介ですが、
我が施設研究所には、魑魅魍魎(ちみもうりょう)とした生物が息づいています。

その中でも、入手および長期飼育困難種がいます。
王蟲です。
過去に何度か、ご紹介したと思うのですが、
ムシムシしている気候ですし、
再び登場を、との声も高いので再度紹介です。

この王蟲、菌類がはびこる腐海の中に生息しています。
腐海の中には菌類が作り出す瘴気(しょうき)が充満しており、
人間に対しては猛毒です。

しかし、この王蟲を飼育する場合、
この瘴気(しょうき)にいかにさらすかが、長期飼育のキモとなります。

長年の研究で、この瘴気を作ることに成功し、
それによって状態よく飼育することを可能にしました。

内緒ですが、この瘴気を発生させるレシピを書きます。

まず、塩酸を1ℓ用意します。そこに、アサリの殻を入れます。
そうすると、塩酸と反応して気体がブクブク出てきます。
出てきたのを確認して、シラス少々、長ネギ半分、シイタケとエリンギ2本づつを投入します。
それらが溶けたのを確認して、柑橘系(レモンがよい)の果汁を
大さじ2杯たらします。

それから、出てくる気体をビニルで集め、
週に1回、王蟲にさらします。
こんな具合に。。。

oumu7.jpg
王蟲も喜んで眼も青々しています。
餌食いの落ちた王蟲も元気を取り戻します。



だからと言って、良い子も悪い子も大人もマネしたり、
人に教えたりしないでください。
ここだけの話ですから…。


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基本は同じ

王蟲
05 /25 2010
ここにいらしている方は、
私が腐海の王者・王蟲を世界で初めて
長期飼育していることはもうご存じでしょうが、
(あ、存じ上げていない方は、過去のログを探してください。
5つほどこのネタがあります。)
王蟲も動物が故、病気に罹患することもあります。

人工飼育下では、
やはり、野生下の食餌とは異なるため、
消化器系の疾患が発生しやすい傾向にあります。

今回、「わたしの王蟲」は重度の便秘になり
病院1階入院室に入り、集中的な便秘治療を行いました。
輸液を行って水和を十分図り、
消化器系代謝促進剤などを駆使しました。

その甲斐あって、本日無事に元気な、ん?
立派なウ●コが3つ排泄されました。
oumu6.jpg

あ~よかった、よかった。
これで一安心♪

成長している証

王蟲
09 /05 2009
私の特殊動物に関する研究は日夜続いています。
希少で飼育困難種を得意としており、
人工下での種の保存がテーマです。

過去にも紹介しましたが、
生きた三葉虫はあまりに高価で入手ができませんでした。
しかし、王蟲はなんとか入手し、
大手フードメーカーと共同で専用フードも開発しました。
現在でも我が研究室で飼育中です。
人工飼育下の長期飼育記録更新中です。

しかし、最近、王蟲の餌食いが極端に落ちてきており、
動きも悪くなっていました。
温度湿度の微妙な調整を行い、
好物の毒キノコも、遠路はるばる八ヶ岳のふもとまで
採取しに行ったにも関わらず・・・・・。

ところが、昨夜夜中、
王蟲の入った飼育ケージを懐中電灯で
照らしてこっそりと観察したところ・・・・・。
sedoum0.jpg


「・・・・・・・・・・・・。」

なんと、脱皮をしていました。
節足動物である王蟲は、
成長に伴って脱皮をすることが推測されてはいましたが、
この画像はもちろん初公開になります。
また、ひとつ王蟲の生態が明らかになりました。

脱皮は、その後数時間続き、明け方に終わりました。
抜け終わった脱皮殻は、
水晶か翡翠のごとく、繊細で妖艶な輝きを保っていました。
この子は生命の神秘をいつも感じさせてくれます。
sedoum2.jpg




その時、カメラは・…!!

王蟲
07 /18 2009
今日の出来事です。

昨夜、超音波検査の勉強会へ参加して、
新しい超音波診断法の技術を習得してきました。

今日のお昼すぎ、さっそく自分の病院で、練習を兼ねて、
カラードップラーという、色が出る特殊な超音波検査を行っていました。
その超音波検査の模様をビデオに収録していたのですが、
手元がすべりビデオカメラが倒れてしまいました。

カメラは倒れたまま構わず検査を続けていました。
あとからそのとき撮影した映像を確認したところ、
偶然にも、「あの生物」が映っていたのでした!!
またもや、脱走中?!

EHO.jpg
偶然映ったあの生物 ←こちらをクリック♪

脱走!!

王蟲
06 /22 2009
ホントにムシムシしていますね。
今日の出来事。

王蟲を長期飼育していることは、
このブログにて告白しておりましたが、
実は、この事実はこのブログをご覧になっている方
以外には秘密事となっていました。

なぜなら、このブログに訪れる皆様は、
心優しき動物好きと思いますので、
このような超特殊動物を飼育することにご理解を示してくれるに
違いないと信じているからです。

実は、この国家機密級の秘密事が、
うっかりミスでこんな風に露見するとは、
思ってもみませんでした。
自責の念に駆られずにはいられません。

今朝早く、病院の1階から、悲鳴が聞こえてきました。
「院長!カブトムシみたいな虫が逃げてますよ!!
網で捕獲しましたよ!!」

私:「え、カブトムシなんて飼ってないよな・・・・。」
  「 もしや!!!!」

oumu4.jpg


oumu5.jpg
私(心の中で):「あわわわわ・・・・。そ、そんなに乱暴に扱うなよ俺の宝物・・・・・・(涙)。」



田向健一

動物病院の院長をやっていますが、小さなクリニックの院長です。ペットの病気のことならたいていのことはこなしています。
カメやウサギから50㌔のピットブルまで、外科も内科も行います。動物、植物を含め、命あるものが大好きです。

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